こんにちは。はるのあきです。


前回のつづきです。

本日、2回目の更新です。



あの頃、私は自分の病気のことよりも

母のことを想って泣いてばかりいました。


しこりとリンパ節転移があるものの、

たまーに一瞬チクチクする程度の

症状だったせいかもしれませんが


母が癌の告知を受けたとき、

母はこんな気持ちだったのか

どんなに辛かったことだろう

から始まって…


あの時、ああしていたら、こうしていたら…


あぁ、もう母からの電話が鳴ることはないんだ


何かを見て感じて、母に伝えたいと思っても

もう母に電話することもできない


母の闘病中だけのことでなく、

子どもの頃のことまで遡って、

後悔ばかり次々と浮かんできていました。



その数年前、長男が進学のために家を出て

初めて県外で一人暮らしを始めた時、

私は「空の巣症候群」というものになりました。


もう寂しくて淋しくて、

何を見ても長男を思い出し、

切なくて、胸が締め付けられ、

涙することもしばしばでした。


でも、母の死は、その比ではありませんでした。



長男の時は、日にちの経過と共に、徐々に

長男も慣れない一人暮らしで頑張ってるんだから

私も頑張ろうと思えるようになったので


母への想いも、四十九日を過ぎ、

日にちの経過と共に薄れていくものと

思っていましたが、大間違いで

日に日により一層募っていくばかりでした。


私が実家を巣立ってから、30年近く経過し、 

かなり距離もあるので、帰省も年に一度、

ほんの数日程度。


そもそも私はおばあちゃん子で、子どもの頃

母は仕事をしており、ドライな母娘関係で、

まさか、自分がこんな風になるとは

思ってもいませんでした。



前回、2年4ヶ月、何をしていたのか綴ると

書いたのに、母への想いだけで

長くなってしまいました。 


でも、まだ、十分には書ききれていません。

書き出して…胸の内を掻き出さないと

と、思っています。 


がんを始め、病気が治るには

心の問題が大きな部分を占めると思うので

このブログは、私の心のセラピーのようなものです。



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はるのあき