バイト先の最古参が、わたしにお願いしてきたこと。

「LINE登録したら、プレゼントくれるらしくて、

応募したいんだけど、やり方がわからないの。

一緒にやってくれる?」と。


チラリと見えたのでは、

どうやら、健康関連の何かに登録したらしい。

予約時間の選択の案内が来てた。

おそらく、先日、楽しそうに言ってた、

スーパーの中で期間限定出店している

健康美容機器の無料お試しイベントの関係だろう。

シミをとる機器を70万円で販売していて、

今なら無料で試せる!のことか?とよぎった。

まさか、出向いてLINE登録までしていたとは、、ガーン


プレゼントの応募にしては

アンケート内容が細かくて、

趣味、職業なども必須になっていて。

住所、電話番号、生年月日、性別はもちろん、

だけど、メアドを入れる欄はない。

高齢者にメアド入力はハードル高くなるから?

プライバシーポリシーの確認は

別ウィンドウでできるようだけど、

どうせ形式上のことだろうな、と、

わたしの中であやしさMAX。


これ以上関わらない方がいいのでは?

と思って、こう答えました。


「質問が細かくて多いね〜。

最近は、何か登録するにしても、

簡素化されていて、

職業とかは聞かれないんだよね。

これ質問が深入りしすぎてるから危ないかも。

どうしても送りたいなら、

全部入力したあとに、

プライバシーポリシーを確認して、

一番下の赤い送信ボタンを押したら送れますよ」


最古参は、残念そうだったけど、

とりあえず引っ込めてくれました。


もしかしたら、

ひとつめをプレゼントした後、

立て続けにふたつめのプレゼント!で

より深い情報を求めるアンケートが来るかも

しれないし、

機器を買わせたり、

振り込め詐欺の情報集めの手口かもしれないし、

とにかく、怪しいと思った方がいい気がして。


彼女は友達と会場に行ってるだろうから、

わたしがダメでも、他のひとの協力を得て

送るかもしれないけれど。


ちなみに、もらえるプレゼントは、

ラムネ菓子に似たものです。

タダより高いものはない、ではないけれど、

そんなのにつられて、

個人情報と交換するなんて!と言うのは容易い

ことだけど、これまで彼女を見てきて、

それになびいてしまう心理はわからなくもない。



スマホでプレゼントに応募するのはいいけれど、

今どきの個人情報の扱いを知らない高齢者は、

昔のお役所書類のように、

根掘り葉掘りと聞かれても

疑問に思わない節があるらしく、

詐欺を企むにとっては、

情報を得るのは、

めちゃくちゃ容易いのかも?


詐欺のターゲットにならないように、

個人情報をばら撒かない!

ことですにゃ三毛猫