この2日間、関係ないあちこちから

わたしに同時に飛び込んできた共通の言葉。


抽象度、解像度、包括的


同時に来たってことは、

こういうことを知りなさいってことなのね、

それならば、リサーチスタート!!


解像度。解像度を上げる、はわかるけど、

抽象度ってなんだ?と思ったら、

比較的新しい言葉で、意識高い系のビジネスマンの

間で、使われているそうです。


残りの言葉、包括的。

包括するの包括。

解像度、抽象度を上げたら、

最後にそれらを包括する。


これらをざっくり説明すると、

チワワ、プードル→犬→ペット→、、哺乳類

スコティッシュ 、アメショ→ペット→、、哺乳類

インコ、オウム→ペット→、、鳥類

カラス→鳥類

最後は生物、というふうにピラミッド的に並べると、

チワワ、スコティッシュ 、インコのレベルは

解像度が高くて情報が多く、抽象度は低い。

このレベルは、下部情報と言います。


その上の方、例えば哺乳類、生物の辺りになると、

具体的さが消え解像度は低いが、抽象度は高い。

このレベルは上位概念と言われます。


ひとの言動、思考もこのように並べて捉えることができて、意識高い系の対話に使われるそうです。

彼らの目指すところは、抽象度の高い上位概念。

高い視座、俯瞰、視野を広げる。


だと思ったらあまい!それは入り口。


上位概念と下部情報を自在に行き来する、

これが、包括的思考というスキルなんですね。


具体的な、誰がどうしたこうした、

こう言った言わない、のレベルは、

解像度は高いけれど抽象度が低い。

だから、俯瞰した部分、

上位にある概念を引き合いに出して、

結論を導くのではなく、

情報量を減らしつつ、包括できる概念を増やして対話する。


ああ、なるほど、それならできそうだ、と思ったら

これまたカベ出現。


抽象度の視点が低いところから高いところまでの

どこの位置にあるのかを、視座と言うのですが、

これが、ひとの成熟度に一致するというのです。


つまり、

成熟度の低い人は、

解像度が高く抽象度の低い位置に視座があり、

成熟度の高い人は、

高い解像度をあえてぼかして情報量を減らした上で

抽象度が高い視座にある、ということなんですね。

彼らはその全の概念を自由自在に行き来できます。


この違いが何を生むかと言うと、

視座の低い人には、

視座の高い人の考えていることがことがわからない。

逆は、まる見えという、スケスケ現象。


あーそうかい、それがどうした!と、

開き直りたくなりますが、

意識高い系のビジネス対話でこれがホットな理由は、

視座が高いということは、

何かにつけて有利にことが運べるからなんです。

作戦が立てられるのもありますが、

人間の持つ傾向や摂理を活かしていけるのですね。


それならば、視座を高くすればいいのだな!!

と、思ったらやっと長い旅の始まりです。


自分を知る、自己認識という旅。


チワワ、スコティッシュ 、インコ、

この下部情報にあたる、

自分の中にある下部情報をしこたま引き出して言語化する。


視座を高めるというのは、

いかに自分を知っているか、材料の多さ深さに比例します。


他人からも学んでカサ増しもするとしても、

誰かのことを責めているヒマがあるなら、

自分を棚上げしてきた自身の考えを認めて言語化なんて、

人生のラスボスやんか。。笑い泣き


いや、待てよ。

視座の高いひとは、潔癖な神さまではなく、

いろんな学びを経て、

人間のブラックも熟知しているということか。



爆笑



これが、わたしの2日間でした。





WorldとWord、似てる、

そしてラスボス、旅、あ〜奇妙な類似爆笑