ひろゆき著 「なまけもの時間術」

kindle Unlimitedというフィルターで目についたものをダウンロードして読んでいます。とちゅうで表紙を大きく表示することもないので、記録を残そうとしてあらためて表紙を見たり、タイトルについて考えたりすることがあります。

 

読んでいて、とくに前半に感じたもやもやはこの「なまけもの」の部分だったかと納得したところ。

 

前半に感じたもやもやとは以下

  • 好きなことだけする毎日です、と言われても、とか
  • 時間を守るって、そんなにエラいわけ?って、だってそうでしょ、とか
  • 明日できることは、今日やるなって‥‥‥って、ダメじゃないの?
などなど。
「なまけもの時間術」だったのね。

なんだかもやもやして損した気分。

 

目次

  • はじめに
  • 1章 時間と自由 優先順位のぶっちぎりトップは自分
  • 2章 時間と仕事 もうそんなに働かなくていいんじゃないか
  • 3章 時間と努力 一生、イージーモードで楽しみきる
  • 4章 時間と幸せ 時間を制した者が、幸せを制する
  • あとがき
もやもやは特に1章と2章で発生しました。
わたしはそこまで本物の「なまけもの」ではない‥‥‥部分あるからなのでしょう。
 
でも、3章では、納得と共感と、発見ばかりだったのでした。
 

3章 時間と努力

この章で共感したり、はっとしたり、

努力や鍛錬そのものは意味がない

結果を出すために、自身が努力する、より外注したほうが速くて結果もいいなら、外注すべき。

→間違った努力や鍛錬は時間の無駄。ひとりで試行錯誤するよりひとに頼る。

 

迷ったり選んだ裏の時間が無駄

好きなことに時間を回すために、どうでもいいことを迷う時間が無駄。
→こだわりのない日用品は安い順に試せばよくない?
→映画やゲームも行き当たりばったりで、当たりだったら超おトク
 
悩みごとの99%はどうにもならない
→他人を変えることはできないのだから、悩むだけ時間の無駄。自分のことだけを考えよう。
 

経験は買ってでもしろ

→一度、経験すると、その後何度も役に立つ。
 
お金を出さないことで有名(と本人もそういっている)著者ですが、経験は買うべき、とのことです。
 

4章の内容はひとことだけ

ひとはヒマだと不幸になるそうです。
 

感想 自分の好きなように時間を使うことは悪くない

遅刻について、ひろゆきさんの意見は独特だし、本のなかでも周囲に申し訳ないとは書いてあったし。
ほかにも前半は、もやもやした。
それもあって、まるごとすっかりその通りと思うわけじゃないけれど、それで読んでしまうなぁ。
 

そして強く共感できるところがあると、ほかの反発を感じた部分も、敢えて?とか善意に深読みしたくなる。

たとえば「読者が鵜呑みにしないように、ちゃんと考えるように、と、敢えて極端な書き方をしているのでは」とか。
 
「あとがき」によると本人が書いているのは「あとがき」だけなんだそうですけど?
 
あ、でもホリエモンも自分の過去の発言(カルピスの原液)などを他人がまとめて本にしている、と書いていた。
 
そういうことなのかもしれないし、本当はぜんぶちゃんとご自身で書いてるかもしれない。
考えてもわからないことは考えるだけ時間の無駄、ってことになるのかな。
 
反発を感じる部分はあるけど、それで全部を否定するのはもったいない。
ひろゆきさんの本はおすすめか?って考えると、毎回こうなる。
 
※ここ読書記録には、
わたしが読んでよかったと思ったものだけ載せています。