今さらだけど素敵なシリーズです

シリーズのなかで以下の1はずいぶん前に読みました。
最近「0」.「4」を続けて読み終わりました。
kindle unlimited対象分に当たる巻もありますので、
kindleのサンプル、試し読みだけでもおすすめです。
 
2008年、ドラマを見たあとに「1」を読んで感動した記憶あり。
でもあまり覚えていません。
このあと読み返そうかな、です。
 
最近、「4」「0」を読んでやっぱりいい!と思ったので紹介します。
 
このシリーズの好きなところは、
1,ストーリーがいい!
2,笑って泣ける。←ありきたりな感想ですみません。
3,教訓本なんだけど、押しつけがましく感じない。
↑の3,は今のわたしがそういうタイミングなのかもしれないですケド。
 

夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク

夢って持っていないとダメですか?
 
よくぞ言ってくれたと思います。
この世の中
夢をもって、欲をもって前向きに頑張っている人はえらいけど
夢がなかったらいけないの?
なにもかもクソで、ここから逃げ出したいけど、その気力すらない!とか
このまま穏やかに、波風立てずに、そおっと生きていきたい。とか
それでも一生懸命に生きていることはかわりないじゃん!って思います。
 
でも、もちろん、この本のことですから
主人公の彼はこのままで終わるわけがないのです。
 

ガネーシャの人間関係も

ガネーシャの父親はシヴァ神。
こちらの父子関係の物語も深い………か?
いや、ギャグ要員じゃんって思いながらも、ちょっと泣かされてしまいました。
 
ガネーシャの下界の親友
夢を食べるバク。
夢を持つというテーマの本作で活躍します。
ちょっとヤキモチ焼きです。

夢をかなえるぞう4 ガネーシャと死神

物語の背景

ちょっと体調が悪かっただけだ。
それなのに医者に余命を宣告されるなんて……。
トイレの個室で、なにも考えられなくなっているのに
無神経な会話が聞こえてきた。
 
愛する妻と娘との生活が続くことだけが望みだった……。
それが叶わない今、ガネーシャに叶えてもらいたいことは
家族のためにお金を残したい!

命のろうそくは残り少ない。

ガネーシャの課題に疑問を感じている暇すらない。
最後の時間を必死に走りつづけた彼は………。
 

ここでは死神さんもいいひとです

ガネーシャに頭があがらない。

どんどん短くなるろうそくを見せて脅してくる

死神の経験から知る教訓を語ってくる

決まった「死」を引き延ばすことはできない
 
味方かどうかはともかく、いいひとです。
 

いつか必ずやってくる

誰も避けることのできない死。
そのときに後悔しないためように生きるための本。
 
終活なんて言葉が流行ったこともあるし
わたしもエンディングノートを書こうか、かな、と
少ない資産をまとめ………ようと思ったこともありました。
が、いつのまにか忘れてしまいます。
そして、いつのまにか、生活がぐだぐだになっています。
 
ずっと考え続けるのは難しいけれど、
ときどき思い出して
その時にできることをちょっとだけやってみようかな。
ちょっとしかやらなくても、
全然やらないよりはいいじゃん。
って、思うことにします。
 

まったく関係ないのですが、

このページを書きながら
虎杖悠仁の
「死に様は決まっている。生き様で後悔したくない」というセリフを思い出しました。
彼、若いのにえらいよね。
 
 
シリーズ全部おすすめだろうと思うのですが、
最近読んだ2冊を主に紹介しました。