悪魔は誰だ
몽타주





子供が死ぬ系の映画は見たくなかったけれど、あらすじを読んだら面白そうだったし、台風も近づいていたので(9/30鑑賞)見てみました。

※台風すごかったね!うちの壁が剥がれたよ!


〜STORY〜
15年前の誘拐事件により娘を失ったハギョン(オム・ジョンハ) は事件の傷が癒えることはなく、事件の情報収集を続けていた。担当刑事だったチョンホ(キム・サンギョン)も犯人逮捕に向けて執念を燃やしていた。事件の公訴時効5日前に女児の殺害された現場を訪ねたチョンホは現場に白い花が供えられているのを発見する。現場の監視カメラを手がかりに犯人と思われる人物を追い詰めたチョンホだったが、すんでのところで男を取り逃がし公訴時効を迎えてしまう。男を逮捕できなかったことに無念を感じたチョンホは刑事を退職するが、15年前の事件と酷似した女児誘拐事件が発生し、彼は再び現場に戻ることになる。



思っていたよりエグくなかった!
子供が死ぬシーンの描写を抑え気味にしているからかな。
ちょっと頭を使ったので見終わった後はどっと疲れたよ(^O^)




主役のチョンホ(キム・サンギョン)
「殺人の追憶」以来の刑事役なんだって!



15年前の誘拐事件で娘を失ったハギョン(オム・ジョンハ)



チョンホは犯人と思われる男をあと一歩のところまで追い詰めるが逃げられてしまう。



無念さを感じて刑事を辞職。
捜査関係書類も燃やしてバイバイ(^O^)ノ“



しかし、15年前の事件と手口が酷似した誘拐事件が発生。
女の子が何者かに連れ去られてしまう。
右は女の子のおじいちゃん(ソン・ヨンチャン)



果たして15年前の事件との関連は?!



女の子を救うために走れ!!



※線路を走ると新感染を思い出しちゃうよね。




時効を迎えた15年前の事件と同じ手口の事件がまた起こった、ということで物語は“現在”、”15年前の事件の回想“と2つの時間軸があります。
でも実は3つめの時間軸があって…

途中まで「警察の怠慢で冤罪をひとつ作り出してしまった…」と国家権力を持つ者への嫌悪感を抱いたりもしましたが、
でもそうじゃなかった!!!


見終えて考えるとどれが現在?どれが過去?と頭がごっちゃになりますが、考えるのをやめた今となってはおもしろい映画だったなと思います。←


原題は「モンタージュ」
邦題は「悪魔は誰だ」
悪魔は誰だってほどの内容ではない気がした。
結局このタイトルつけた人は誰が悪魔だって思ったのかな。
私は悪魔は出てこなかったと思ってる。
悪魔とは…チェ・ミンシクみたいな人を言うんだよ(^O^)

※「悪魔を見た」より。ゾッとするわ、


最近映画を見て思うんですが、
罪はいつまで償い続けなければいけないんでしょうか。
被害者の気持ちからしたら一生悔いて、一生胸に刻みつけて生きてほしいと思うかもしれません。
この映画では事件から15年経って、法律上では「悔いるのに十分な時間」が経ったとして時効が成立しました。
被害者の母は「反省していない。だから私が苦しみを味わわせる」と復讐を決意しますが、反省したかしていないか、他人の心を知ることはできない。
もし仮に反省していなかったとしても被害者の母が復讐して良いものなのか。
復讐して、(その事件に関しては)無実の人を犯人に仕立て上げて、自分はそのままの生活を続けるのはどうなのでしょう。
結局は誘拐犯と同じことをしている。
各々に主張はあるでしょうが、やっていることは同じ。
誘拐犯を悪魔だと言うのなら被害者の母だって悪魔ではないでしょうか。

少し話は変わりますが元モーニング娘。の吉澤ひとみさんが飲酒運転で引退しました。
これから彼女をとりまく環境は厳しいと思う。
いつまで経っても飲酒運転の罪がつきまとうだろうから。
もちろん被害者の方を考えればそうなるのは仕方ないけれど、いつまで経ったら許されるんでしょうね。
今回のことは忘れないで、でも心から笑える日がくれば良いね。


ヒヨコおしまいヒヨコ



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