私は29歳の頃、
子宮頸がん検査に引っかかりました。
そこからは、
数ヶ月単位での検査。
異常なしの人は、
三年おきに一度で良いと言われる検査です。
それが、
数ヶ月に一回の検査なので、
心身ともに疲弊したことを今でも鮮明に覚えています。
そこから数年かけてがん化してしまい、
34歳の頃に手術をしました。
下の子を産んですぐ、
下の子を出産した病院で。
とても複雑な気持ちになりました。
その後、
ますます体調が悪くなる私。
最初は、
産後の疲れだと思っていました。
しかし、
症状はますます悪化していくのです。
とうとう、
死を覚悟するぐらいの症状が出始めました。
ご飯が食べられず、
体重が37kgにまで落ちてしまったのです。
この時は、
布団から出ることもできず、
毎日寝たきりで下の子の育児をしていました。
本当につらかったし、
何度も首を吊ろうと思ったものです。
ただ、
私の母も首吊り自殺をしているため、
かわいい我が子に悲しい思いをさせてはならないと、
思いとどまる日々でした。
そこから、
甲状腺がんが発覚。
子宮頸がん宣告から、
たったの二年しか経っていません。
この時は、
死ぬことばかり考えていました。
このように、
30代で二つのがんを経験した私ですが、
幸いにも命に別状はありません。
子宮頸がんは早期発見だったため、
命が救われました。
そして、
甲状腺がんの9割は予後がいいと言われています。
私は、
がんになってしまったけど、
命に別状のないがんだったのです。
不幸中の幸いでした。
もちろん子宮頸がんは、
早期発見でなければ、
命を落としてしまいます。
命を落とさず今の私がいることは、
いろいろなことが良いタイミングで起こったからでしょう。
二つのがんは、
私にこんなことを教えてくれました。
命と向き合うこと、
1日を大切に生きていくこと、
人間の生きるパワーは強いということ。
今、
がん闘病で苦しまれている方もいると思います。
がんは、
あなたの人生を大きく狂わせてしまったかもしれません。
だけれど、
あなたにもっと心と体を大切にして欲しいから、
体が振り絞るように声を出したのだと思います。
私の体もそうでした。
私は自分の心と体を大事にせず、
無理をさせてばかりいたのです。
だから、
体が怒ってしまった。
子宮頸がんの手術をして6年、
甲状腺がんの手術をして4年が経ちます。
今でも転移と再発なく元気に過ごせているのは、
心と体の声を聞けるようになったから。
心と体は常にリンクしています。
だからこそ、
どちらも大切にしたい。
二つのがんは、
私に生きるヒントを教えてくれたのです。
だから、
がん闘病で苦しまれている人も、
そのヒントに気づいて欲しい。
そう思い、
今日のブログを書かせていただきました。
苦しんでいる人に、
届け!
あなたにおすすめな記事3選
アメブロ毎日更新中
アメブロの他にもSNSを活用しています
改善点・ご質問・ご要望・お仕事の依頼はコチラ