好くも悪くも今の自分、今までの自分が解り、
感じられる時間でした。
ずっと気にかかっていた事が腑に落ちたり、
やっぱりそうだったんだ!と、改めて実感したり、
今までは疑問に思わなかった事を、
これで好いのか?改めて考えてみよう!
と思ったり…。
役者、俳優、女優、と言う表現者としても、
一人の人間と言う個人としても、
何かしら求めていた事を垣間見れた気がしました。
ずっと心に引っかかってたり、
考えてた事とリンクするのは、
導かれてこの場に来たんだと感じさせられました。
元々このワークショップを受けられたのは、
とある方が、教えて下さったから。
自分で見付けたり、探した訳ではありません。
でも、何かしら引っかかったから申し込みをしたのだと思います。
教えて下さった「とある方」にも、
「とある俳優さん」のご紹介で出逢いました。
最近、人との好い繋がりが、
織り重なるように、続いています。
人だけでは無く場所もかも?知れません。
実は今日、ワークショップの前に
神社にお参りをしてから行きました。
会場へ向かう通り道に、
たまたま神社があったので、
この土地にお邪魔したのも
何かのご縁だと思い、
ご挨拶をさせて頂きました。
『赤城神社』
明日から始まるお祭りの準備が整っていました。
ここから見た夕景がとても綺麗で、
アウェイの緊張感も少し和らぎました。
ワークショップ後に、帰りの電車で
謂われなどを調べてビックリ!!
赤城神社でお祀りしている神様は
「岩筒雄命」 ( いわつつおのみこと )
と言う智、仁、勇のすぐれたお力をお持ちになる神様で、
「学問芸術の神」でもあったのです。
さらに、早稲田大学に近いこともあり
坪内逍遥らが演劇の勉強会を開き、
境内で上演するなど芸術との関わりも深く、
文化芸術発祥の場だったそうです。
また、島村抱月と松井須磨子の恋愛が育まれた場であったり、
湯島の白梅で知られる泉鏡花の「婦系図」は、
神楽坂の芸者に恋した鏡花自身がモデルで、
いづれも、赤城神社が舞台になっている事から、
縁結びのご利益があるとされたそうです。
何だか演劇にまつわる事が多い!!
どんな神社なのか知らずに、
ただご挨拶に立ち寄っただけだったのに、
何故?
やはり「導かれて行った」
のだと思います。
最近の流れを振り返ると、
よけいに感じた一日でした。