ロンサーフ+アバスチン療法1-4クール目の3日目。休薬中です。


背中は痛いものの、それ以外は概ね好調です。ただ、相変わらず長時間睡眠が必要で、普通に寝ても寝不足気味。また、若干の倦怠感があります。


さて、現状使っている痛み止めの薬についてまとめておきたいと思います。


下記の記事のように痛みを我慢しちゃう人が多いようですね。また「できるだけ薬を飲みたくない」ので我慢しちゃう方も多いですよね。


どうしても「薬漬け」になるのは嫌です。麻薬系の薬は、特にそう思いますよね。僕もそうでした。


ただ、記事にもあるように痛みが慢性化すると対処が難しくなるようです。


◆慢性痛、患者の6割が「我慢」 3割は通院せず

(2017/8/24、日本経済新聞)

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDZ23HX3_U7A820C1000000/


一方、痛みを抑えるといっても、麻薬系の鎮痛剤の使い方は難しかったです。


僕の場合、オキシコンチンもMSコンチンも気持ち悪くなってダメ。フェントステープも2mg/日以上はダメで、ようやく1mg/日に落ち着きました。


現在は、フェントステープにプラスして、レスキューでオキノームの2.5mgを、最大1日2回服用しています。


初めて麻薬系鎮痛剤を処方される場合、オキノームがほとんどだと思います。僕の場合、多少便秘があるものの、悪心などはありませんでした。オキノームは、初めて服用するときは怖かったのですが、今は頼りになる素敵な薬です。


痛み止めを減らすと痛くなる、増やせば気持ち悪くなる。どっちにしてもQOLは下がります。さまざまな試行錯誤はありましたが、今はようやく落ち着きました。


オピオイド(麻薬系鎮痛剤)については、下記のエントリーをご参照ください。


◆オピオイドまとめ。

(2017年6月30日のエントリー)

https://ameblo.jp/harumochi555/entry-12288435448.html


とにかく、痛みは我慢するものじゃなくて管理するものだ、という事を痛感しました。上手に管理できるまでが難しかったのですが、今ではようやく落ち着いています。


前置きが長くなりましたが、僕がお世話になっている痛み止めの薬を整理します。


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●ロキソプロフェン(ロキソニン)

最近は使っていませんが、以前、頭痛の際に使っていました。ロキソニンで治る頭痛とそうでない頭痛があります。


●セレコキシブ(セレコックス)

NSAIDsと呼ばれるロキソニンの仲間です。ロキソニンよりも薬価がたかいのですが、胃に優しく効果も長続きします。200mg×2回=1日400mg服用しています。


●アセトアミノフェン(カロナール)

穏やかな効き目で副作用の少ない消炎鎮痛剤。1000mg×4回=1日4000mg処方されていますが、昼や寝る前は省略してしまうことも多く、1日2000mgの服用となることが多いです。


●プレガバリン(リリカ)

神経性の疼痛向けに用いています。75mg×2回=1日150mg服用しています。僕の場合、背中の腫瘍や圧迫骨折が、神経性の疼痛や悪心を招いています。こうした疼痛に効果が出ていると思います。


●ジプレキサ(オランザピン)

神経性の悪心の軽減のために処方されていますが、僕には疼痛の軽減に効いてると思えて仕方ありません。背中から来る神経性の疼痛と悪心が結果的に同じものなのかも知れません。1日1回5mgを服用しています。この薬は、眠くなります。


●フェンタニル(フェントステープ)

オピオイドと呼ばれる麻薬系鎮痛剤。1日1回1mgのテープを貼っています。2mgに増量すると悪心が発生するので、これ以上増やす気はありません。オキシコンチン、MSコンチンでも気持ち悪くなったので、いまはフェントステープ1mgに落ち着いています。貼り忘れると離脱症状がでて、居ても立っても居られない、落ち着かない状態になります。


●オキノーム(オキシコドン)

こちらもオピオイドと呼ばれる麻薬系鎮痛剤。2.5mgのオキノーム散をレスキューで使っています。現在、1日最大2回服用しています。多少、便秘気味になるものの、その他の副作用はありません。2時間くらいで血中濃度が最大になるので、痛くなることが予想される場合、早めに服用してしまうと良いようです。


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