ロンサーフ+アバスチン療法1-3クール目の5日目。休薬中です。
体調は相変わらず良好。どんどん良くなっている気がします。逆にロンサーフが効いてるのかどうか不安になります(笑)。背中の痛みも少し減っている感じがします。
こちらは今日のお昼。会社の近くの気の置けない中華屋さんでチーマー麺。もう少し丁寧に盛りつければ、もっと美味しそうに見えるのに(笑)。お昼を食べようと思えるくらい、食欲も戻ってきました。
さて、日経メディカルOnlineにアフリベルセプトベータの記事があったのでメモします。
アフリベルセプトベータの保険収載によって、血管新生阻害剤は、アバスチン(ベバシズマブ)、サイラムザ(ラムシルマブ)、ザルトラップ(アフリベルセプトベータ)の3剤から選択できるようになりました。
3つから選べるなんて、なんだか幸せ。どのように使い分ければいいのか、まだまだ未開拓な部分が多いようです。でも、もしかしたらすごいかも。今後に期待ですね。
◆リポート◎大腸癌メディアセミナー
進行大腸癌の2次治療に新たな血管新生阻害薬が登場
BEAF遺伝子変異例では有効な選択肢となる可能性
(2017年8月10日、日経メディカルOnline)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/report/201708/552322.html
記事からいくつかメモしておきます。
●アフリベルセプトの登場により、進行・再発大腸癌の2次治療として、血管新生阻害薬ではベバシズマブ、ラムシルマブと合わせて3剤からの選択が可能になった。今後の課題は、3剤を使い分けて最大の効果を得るためのバイオマーカーを明らかにすることである。
●アフリベルセプト群では約9割の患者が治療による恩恵を受けていることが示された。
●アフリベルセプトはおそらく単剤でも腫瘍縮小効果がある。
●アフリベルセプトの効果は、ベバシズマブによる前治療の有無に関わらずに期待できることが示された。
●副作用の種類は過去に血管新生阻害薬で認められたものと同様である。日本では2007年から血管新生阻害薬が使用されており、その経験に基づけば十分コントロールできると考える。
●BRAF遺伝子変異を有する症例では化学療法の効果が低く、予後不良であることが報告されているが、VELOUR試験のサブグループ解析ではOSのハザード比が0.42となり、アフリベルセプトの高い効果が示された。そのため、BRAF遺伝子変異を有する症例では強力な選択肢となる可能性がある。
●日本の大腸癌治療ガイドラインでは、次の改訂版で2次治療に記載されるとみられる。
●アフリベルセプトは1次治療でベバシズマブを投与した後の有力な選択肢であり、抗腫瘍効果を期待する症例では積極的に導入を考慮する
●アフリベルセプトで治療した8例中2例では、肺転移に対し、1次治療のベバシズマブでは見られなかった腫瘍の空洞化が認められたという。
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