イリノテカン+アバスチン療法8クール目の6日目。体調はぼちぼちです。昨日は会社を休んじゃいましたが、今日はちゃんと出社しました。

副作用は比較的軽く済んでいますが、いつもなら投与後1週間後くらいから来る不眠とお腹の不調が早めに出ています。また、頭皮のぶつぶつがまた酷くなってきました。痛痒いです。

さて、表題の件。オプジーボが肺がんに承認されて以降、医療制度が破綻すると騒がれていますが、その前に「何だよ、そもそもオプジーボが高かったんじゃねえか」というニュース。日経、GJです。

でも、日経もオプジーボにかかる費用を「肺がん患者5万人×年間3500万円=1兆7500億円」という、立派なメディアらしからぬ表現をしていたんですよね。以前も書きましたが、肺がん患者5万人全員がずっと使えるわけじゃないので、1兆7500億円は絶対にかかりません。

◆オプジーボ「高いのは日本だけ」
(2016年10月6日、日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO08036870V01C16A0X11000/

記事によれば、オプジーボの100ミリグラムあたりの価格は、日本73万円、米国29.6万円、英国14.4万円。こんなに違うんですね。日本で先に承認された・・という経緯も仕方ない点がありますが、いくらなんでも上記の差はあってはならないように思えます。

さらに英国における上記の価格は、メラノーマ向けのもの。肺がんではまだ態度を保留しているようで、さらなる引き下げが検討されているようです。


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