イリノテカン+アバスチン療法5クール目の18日目、少し倦怠感がありますが問題なく出社しています。いつも3週目に入るとちょっと調子が下がるんですよね。不思議です。

今回は不良患者宣言(笑)をしたので、治療の夏休みをとります。あとまるまる3週間のお休みがあります。あー、言葉は悪いけどクッソ楽しみ。

さて、表題の件。今日の日経から。

◆病院のがん治療 サイトで比較  厚労省、患者・手術数を掲載 進行度などで検索
(2016年7月25日、日本経済新聞、有料会員限定)
http://www.nikkei.com/paper/article/?n_cid=kobetsu&ng=DGKKZO05200900U6A720C1CR8000

記事によれば、厚生労働省が病院のがん治療実績の情報をサイト上でまとめて表示し、比較できるようにする計画だそう。素晴らしいですね。

来年6月までに「がん情報サービス」に掲載する形で実施。対象はがん治療の中核となる427病院*。がんの種類や進行度に応じて、患者数や手術件数などを掲載するそうです。

*「がん情報サービス」の下記のページを参照。
◆がん診療連携拠点病院などを探す
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/xpKyotenSearchTop.xsp
→427病院は、国が指定した、がん診療拠点病院、地域がん診療病院、特定領域がん診療連携拠点病院の合計数。

開胸・開腹手術だけでなく、内視鏡による手術、ラジオ波焼灼法などの件数も分かるようにするほか、がん治療を担う医師数、がん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師などのスタッフ数も把握できるようにするそうです。すごいですね。

いままで、私企業のサイトでこうした比較数字がありましたが、信憑性に欠ける上、実際の病院のサイトに掲載されている情報と違ったりして、何を信用すればいいか分かりませんでした。

記事によると「ネットなどでのがん関連の情報公開は進みつつある。ただ厚労省は昨年12月に公表した「がん対策加速化プラン」で『患者や家族が必要な情報にたどり着けていない』との見解を示している」とのこと。おっしゃる通りでございます。

記事には、全国がん患者団体連合会の天野理事長のコメントとして「症例数だけでなく、治療成績にまで踏み込んだ情報提供を検討してほしい」とありました。

んー、確かにそうなんですが、治療成績を上げるために、難しい患者、治る見込みのない患者を他の病院に回すなどという例もあると聞きます。そうならないようにして欲しいんですけどね。


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
☆大腸がんブログはこちら!☆