今日は
私が初めてレッスンをした日のことを
思い出して書いてみようと思います。
もう3年も前になるのかな
その時、私は、まだ公務員で
ボイスレッスンをやろうなんて
考えていなかったころ
歯医者に行った帰り道
以前からお世話になっている人から
ラインがきて
「歌を教えてあげてほしい人が
いるのだけどお願いできますか？」
と。
私はすぐに
「私で良ければ」と回答。
少しドキドキしながらも
とても嬉しくて。
初めての生徒さんをお迎えする当日
「こんにちは
」
来ていただいた方の笑顔を見て
安心
色々、おうかがいしていると
ご自身のご病気のことをお話くださった
「病気が見つかって通院中です。
でも、
私を病人のカテゴリーには
入れないでください。」
その力強いお言葉に
「わかりました。
私も医療系の人間なので
過度に恐れず、
現状を理解することはできます。
そして、
○○さんの在り方も受け止めました。」
といった内容をお答えした。
今を生きるという覚悟のようなものを感じ
私も、同じ気持ちで
私にできることを精一杯やる
と、心に誓った。
その時、メロディだけ完成していて
まだ、歌詞ができていない曲があった
その方がお帰りになられたあと
すぐに、
その方のお名前を入れた歌詞にしたい！
と思って
ワーッと一気に歌詞ができた
まるで、
メロディが
その方が来られるのを待っていたよう
誰にとっても
明日が必ずくるなんて幻想
今しかない
いつだって
歌詞の一部
「生きている悲しみを受け止めて
生きている喜びを抱きしめて」
その後、いろんなことに
チャレンジされている姿は
イキイキしていて
今もこの方が来てくれるのを
私が楽しみにしている
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