一年目の朝 | 美建楽サロン 加齢不安を華麗に変える習慣

美建楽サロン 加齢不安を華麗に変える習慣

人生100年時代に、心と身体の美と健康を保ち

老化ではなく成長し続ける仲間を増やし【加齢華麗】に変えていきませんか

魅力学®︎研究家の中原晴美がナビゲートします

今日は妹の命日。

昨日は一日早い一周忌のために、一族が集結。そして、いつものように、たくさんのお友達がきてくれてました。

相変わらず、遺影は、華やかな赤いドレスを身にまとい、羽毛のショールを方からかけ、胸元も華やかにドレスアップして微笑む妹の笑顔。

黒い喪服で冬の寒いお寺に集まった参列者の中で、一つだけ赤いバラのように華やかに微笑む遺影。
photo:01




不謹慎なんて言葉は誰からもでないで、妹の華やかさ、その写真を選んだ義弟をネタにみんなで大笑い。

悲しいときもいつでも笑って来た、この数年間の気持ちのまま。


義弟が、言葉を述べてくれた。

「悲しみは癒えないけれども、悲しさもいとおしみ、これからも、ずっとずっと実花を愛して行きます。」


私も同じ気持ちだった。

悲しみは不幸ではない。

自分の悲しみにも寄り添い、いとおしみたい。

そして、肉体はなくても、ずっと妹の事を愛し続けていく。


この一年は早かったような、短かったような。


クリスマスや、年末を超えるのは難しいと言われてから、毎日妹のそばに通っていた2011年の年末。

その頃を思い出して、クリスマスあたりからは、気持ちが随分揺れた。

そして、今朝。

一年前のあの朝、5時すぎ。


悲しいほどのお天気

3時過ぎから、2時間、呼吸を数えて朝日とともに、月に帰ってしまった妹の手を握っていた時間。

一年すぎても、手の中に、目の中に、あの時の感情は残っていて、きっと、冬の朝を感じるたびに思い出し続けるのだろうけど。

一年が経ち、家族にも一つの区切りがついたのかもしれない。

妹を愛し続けていく。

妹とともに生きる。


そして、妹の分も生きる。生きている大切な人を妹のように愛する。


妹の死から、学んだ数々のキラキラした、大切なこと。大事にしていきたいです。


合掌。

柔らかな心
妹の闘病記