休日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
しっかりと休息は取れましたか?
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諸々のデータを画像で貼りながらブログを纏めていくつもりでしたが、
株初心者、未経験の方の口座開設が進んでいるという記事を見かけまして、
先に注意喚起をしなければと当記事を書いております。(割り込み記事です)
こちらでは、初心者の方に気をつけていただきたいことをまずザザッと書きますが、引き続き見るべき視点などをアップしていきますので、そちらも必ず確認してくださいね。
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日経平均、ダウの先週一週間の前日比の騰落をみると、ダウは全て4桁で推移と激しい値動きとなりました。
NYダウ(ダウ工業株30種平均)
3月9日 月 -2013.76ドル
3月10日 火 +1167.14
3月11日 水 -1464.94
3月12日 木 -2352.60
3月13日 金 +1985.00
マーケットを見ていなかった方からすると、この数値の変動でも「ふーん」という感じかもしれませんが、これは、完全な異常事態です。
日経平均
3月9日 月 -1050.99円
3月10日 火 +168.36
3月11日 水 -451.06
3月12日 木 -856.43
3月13日 金 -1128.58
投資家の感覚としては、何度かトライしてきたけれど、手を出してもやられるし、もう落ち着くまで手出しできないなと思うことが多かった一週間だと思います。
※それでも一瞬のチャンスが見えれば機を捉えに行く投機家はいます。
各国でリスク資産からの資金流出が続いていますが、仮想通貨や、「有事の金」と言われるゴールドからも資金が流出し、ドル高に傾いていることも気持ち悪さを誘います。
ドル円で言えば、金曜には104円台半ばから一時108円半ばまで急伸し、107.91円で取引を終えています。これまでの円高を一気に巻き返すボラタイルな値動きです。
激動のマーケットではありますが、
これまで安くなることを待っていた人たちには、やっと好機が訪れたと感じられるのも一部で理解が出来ます。
長期的に見たら買い場となる。
ピンチはチャンス。
わかります。
しかし、長期的に腰を据えて持つ銘柄をフルラインナップするのは、まだ急がなくて良いと私は思います。そのための準備はした方がいいですが。
新型コロナウイルスの感染は拡大を続け、経済への打撃も拡大する一方です。
景気悪化リスク、信用リスクなど、不透明感は何も払拭されていないどころか増えるばかりです。
個別株に関していえば、(「株を買う」というのがこれにあたります。)
PERやPBRなどが現状で一般的に割安水準と言われる水準にあったとしても、
現在バリュエーションの元データの変化も考慮しなくてはいけません。
5月には、3月末決算企業の1~3月の数値や来期の見通しが出てきます。
その時に株価がどの位置にいるかで反応もまちまちになりますが、悪い数字になることは織り込んではいるものの、実際どれだけの数字が出てくるのか、想定をどれだけ上回る・抑えられるのかは見極めたいところです。
また、その時にこの新型コロナウイルス患者数や薬の開発がどうなっているか、
またその他外部環境など、複合的な視点を持っていただくのが良いです。
一度大きく売られたものは、戻り売りという、株価が戻った際に売りを浴びることが往々にしてあります。
変動率が大きくなっているので上昇についてもスピードが速く、焦ることもあるかもしれません。
しかし、そこで乗り遅れないように!と後から乗る・急いで買わなくても、また買い場が訪れるのではないかなと考えています。
まずは、
自分がどのくらい何に投資を行うのか。
株であれば、全部でいくら投入するのかを決めて、
何度かに分けて購入していくのがおススメです。
株はとにかく情報が多いです。
何をきっかけにして行動を起こすにしても、
全て自分で判断・決断しなければいけません。
自分の投資も人生も、
ご自身でしっかりハンドルを握っていてくださいね。