週明け3月9日(月)は、歴史的な一日となりましたね。

今回の新型コロナウイルス、原油安相場が落ち着くまでももちろんですが、これらのデータは、今後の暴落の際にも参考になります。

肌感覚とともに、今後の振り返りのためにデータを纏めておきますので、このページをブックマークされると良いかと思います。


まず週明けスタートは為替が大幅GD(ギャップダウン)からスタート。
104円台から午前7時50分ごろには1ドル=103円台に突入。

<株式市場>

為替市場では円買いが進み、原油価格も下落を続け、日経平均株価の下げ幅は1000円超。午前11時頃にはドル円は一時101円台まで、わずか2分程で約1.5円急伸。

WTI原油先物は27.34ドルと2016年2月以来の安値。
(サウジアラビアとロシアが増産姿勢)

米国10年債利回りは過去最低の0.318%。

ダウ先物、S&P500先物、NASDAQ先物、ラッセル2000先物、米国主要株価指数先物全てサーキットブレーカー。

楽天証券がシステムトラブル。

ビットコインなど仮想通貨もぶん投げ。

追証多発

松井証券内マザーズ信用買い評価損益率-39.04%

日銀ETF損益が19500円程度ではないかと伝わる。

日経平均5分足。
こちらの画像は今、取ったものなので翌日の2本も写っています。
大引けにかけては、陽線が続いていますが、ドル円は相関していませんでした。
 
※朝から深夜まで、各指数、為替、各商品を延々とウォッチしています。
 
つい先程(3月11日終値)現在の日経平均です。
コロナウイルス感染拡大だけでなく、週末はレバノンデフォルトのニュースも。
金曜日の下落からさらに大幅GD(ギャップダウン)
 

マザーズ市場は一時-10%超の下落。
ツイッターでマザーズがなくなっちゃう・・・と見かけたけど、(今日はなくなっちゃいそうなくらいの下落が沢山。。。)そんな感じ。

というか、「どれもこれも止まらない」

前引け


からの
 
大引け
 
 
値上がり率ランキングの推移も見ておきましょう。
 
<前引け>
 
値上がり銘柄数は86銘柄。
 
値下がり銘柄数は3902銘柄
 
ストップ安銘柄25銘柄。
 
年初来高値更新銘柄数は7銘柄
 
年初来安値更新銘柄数は1994銘柄
 
 
<大引け>
 
値上がり銘柄数は86銘柄。
 
値下がり銘柄数は3937銘柄
 
ストップ高銘柄数は4銘柄
 
ストップ安銘柄63銘柄。
 
年初来高値更新銘柄数は8銘柄
 
年初来安値更新銘柄数は2156銘柄
 
 
最安値更新銘柄は 430銘柄。 
最高値更新銘柄はなし。
 

午後3時半に財務省と日銀、金融庁が緊急で3者会合。
「状況変化を見極めながら、必要な対策を迅速にとっていく」との発言。
市場参加者想定内の内容(がない内容)。



私感ですが、前日マーケットのことを考えすぎてなかなか寝付けず、結局1時間睡眠といつもなら眠くなってしまう睡眠時間だったのですが、この日は寝覚めてから大引けまで、目まぐるしく色々なニュースが飛び込んでくるので、一瞬のように株式市場の時間が終わりました。



<欧州>
欧州の株式市場も大幅下落。
特に英BPは一時29%、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは22%安。

<NY>
取引開始から数分でS&P500種株価指数の下落率が前週末比7%を超えサーキットブレーカ発動。

SBI証券システム不具合。
ダウは前日比-2013.76ドル、-7.79%。
リーマン危機直後の08年10月以来となる下落率。

ニューヨークのWTI先物4月限は25%安で終了。下落率は1991年1月の湾岸戦争以来、約29年ぶり。
信用デリバティブがリーマンショック以来の急上昇。

VIX指数は一時62.12まで上昇。
これまでは、リーマンショックで89、NY同時多発テロで49。
 
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日経平均PERは12.00倍
日経平均PBRは0.93倍
VIX 54.46
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機械的なトレードにより値幅も大きく
まだまだハイボラティリティの相場が続きそうです。
 
 
 
本日3月12日のラジオでは、通常と違い、この相場で気を付けたいこと、ポイントなどを中心にお話していますので、こちらも是非聞いてみてください。


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