久しぶりに直でブログを書いている気がします。(汗)

 

 

台風15号の被害から1週間。

16日未明から停電の続く地域で、激しい雨が降り続き、

館山市の全域と南房総市の一部に、大雨警戒レベル4にあたる避難勧告が出されています。

 

私にも、今回被害が大きい館山出身の友達も、現在、館山に住んでいる友達もおり

各地域の友人へ安否の確認や、支援の情報提供などを行っていました。

また長年の友人も市公認ボランティアとして活動しており、被害状況や、被害にあわれた方々の状況が伝わるほどに、心が痛み、これ以上被害が拡大しないこと、いち早い復旧を希求しています。

 

ここで、

 

●今、私たちに出来ること

 

●復旧が進む中で、被災者の方に気を付けてほしいこと

 

などを纏めていきます。

 

●復旧が進む中で、被災者の方に気を付けてほしいこと

については、

今日明日の生活が大変という中で、当事者の方は通常より正しい判断力が落ちているはずです。

ですから、周りの方や、知人・友人の方が気を配り、サポートしていただければと思います。

 

 

それでは、まず、現状の確認からしていきます。

 

今回の台風15号の被害は、千葉県館山市を含む南部だけでなく、

千葉県中心、東部とほぼ全域に及び、東京の伊豆諸島、神奈川横浜市金沢区などでも

深刻な被害が出ています。

 

↑9月10日時点の停電区域・件数は、

現在は下の画像のように減少はしたものの、かなりの世帯に電気が通っていない状況続いています。

未だ、被害状況が把握できていない自治体もあり、

15日未明、東京電力パワーグリッドは、

「停電の復旧は、地区によっては27日まで遅れる」との見通しを公表しています。

 

 

千葉日報オンラインより

 

停電情報については、東京電力パワーグリッドの停電情報<http://teideninfo.tepco.co.jp/>から

停電・給水所・避難所などのmapはgoogle map で。

 

リアルタイムの情報は、速報性が高いTwitterが圧倒的に便利です。

(有志の仕事の速さたるや・・・)

 

速報性が高い分、信頼性に欠けることや、フェイクも紛れていますので、

情報はソース元や、何か所か確認しましょう。

 

 

ここで、

 

●今、私たちに出来ること

である、

寄付については、ふるさとチョイスが緊急寄附サイトを設置し、よりスムーズに被災自治体へ支援・寄付金を届けることが出来るようになっています。

 

ふるさとチョイス災害支援では、

 

自治体から手数料を取っていないため、ダイレクトに支援できて、

ふるさと納税の対象であるというメリット付きの内容となっています。

 

自治体HPをいくつか見ましたが、負担軽減のためか、このふるさとチョイス災害支援に集約しているものばかりでした。


寄付はどうしたらいいのか、見つけにくい自治体さんがほとんどで手が回らない状況が伺えます。

何かするにしても、なるべくお手を煩わせないようにしないとと感じました。(物資の送り方で良く問題になりますよね。)



ふるさと納税じゃなくてもいいよという人も多いと思いますが、ここからがスムーズなようです。

 

 


このページの

 

令和元年台風15号 をクリックすると、

 

支援したい自治体を選ぶことが出来ます。

 

 

さて、

 

●復旧が進む中で、被災者の方に気を付けてほしいこと

については、

まずは、通電火災

 

送電が再開した際に、これまで止まっていた電気が流れることで、

電気ストーブや白熱電球を使ったスタンドなど熱源を持つものの電源が入り、近くのものが燃えて出火・火事に繋がります。

傷ついた電気コードも出火の原因になりますので、

 

ブレーカーを落とす

コンセントを抜く

コードにダメージがないか確認

燃えやすいものを近くに置かない

 

など、可能な範囲でできるだけの対策を取っていただいて、

知っていても、気が回らないことも多いと思いますので、声を掛け合って

2次被害を防いでいただけたらと思います。

 

 

次は、

詐欺被害についてです。

 

心底腹立たしいのですが、非常時に乗じて詐欺を行う輩が出現します。

 

現在、以下のような事例が相次いで報告されています。

 

・市役所職員を騙り「義援金を受け取りに行く」といった不審電話

・「市の要請で屋根の修理を無料で行っている」などと説明し修理しようとする事業者

・素人がブルーシートを張るだけで高額請求

 

 

災害時には、

電気・ガス・水道等の点検や、屋根など家屋の修繕の見積りを行うと称し、

不要な工事まで不安を煽り、高額な修理費を請求されてしまうケースや、

「修理契約をすれば、行政から補助金が出る」などと被災者を騙し、高額の修理費用を払わせる悪質なケースも発現してしまいます。

 

 

何かあれば、

一人で悩まずお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)に相談!

全国の消費生活センター等の相談窓口

・警察(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」、最寄りの警察本部・警察署の悪質商法担当係)

 

なのですが、

町中がパニックになり、冷静な判断をしろといっても

非常に難しいことです。

 

詐欺の中には、

 

「支援金受け取りのための〇〇金を支払ってください」という類のものもあるようです。

平常時には、「まるで意味が分からない」と一蹴できるようなものでも、大丈夫そうな人でも、

混乱時には詐欺に合う確率が高まります。

 

 

ですから、家族がいる方、友人・知人がいる方などは、

不審な電話や外部の接触の有無など、

「体は離れていても、心は近くに」

継続して目を耳を離さず、サポートしてほしいなと思います。

 

生活が落ち着いた後の支援については各自治体へ、家屋・家財の補償についてはご契約の保険会社まで、ご自身でお問い合わせすることを勧めましょう。

 

 

その他、

皆様や周りの方が支援のお取組みをされていると思いますので、

私もそういった活動を応援してまいります。

 

 

厳しい状況が続いており心が痛みますが、

いち早い復旧を祈念しております。