ポルトガル領マデイラ諸島マデイラ島
何やら不思議な形をした岩
イリエウス・リベイラ・ダ・ジャネラという名前らしい
自然の神秘
そして人は
神秘が大好き
非二元を
神秘的な境地だと
勘違いする人がいるかもなので
今日はそんな幻想を
バッサリ斬る話です
自我は幻想を求め続ける
非二元のメッセージを
発信していると
たまに
スピリチュアルの一種だと
誤解をする人がいるけど
非二元とスピリチュアルは
全然違います
あ、もしかしたら
非二元を
スピリチュアルの一種または
延長線上のものとして
発信してる方も中には
いるのかな？
よく分かりませんが
私自身は
スピリチュアルとは
一切関係ない立場から
お伝えしています
なのでここでは
宇宙とつながるとか
高次元にアクセスするとか
宇宙からのメッセージを受け取るとか
波動が上がるとか
そうしたことを
期待すると失望するでしょう
そして非二元は
幸せになるためのメソッドでもないし
リッチになるためのメソッドでもないし
人生思いどおりにするためのメソッドでもないし
願いを叶えるためのメソッドでもありません
あるがままの世界の
提示です
自我の錯覚を見抜くとか
お伝えしてますけど
自我の錯覚を見抜いて
「私」はいないという
気づきが起きたからと言って
世界は光り輝きません笑
目の前には
これまでと全く同じ景色が
広がっています
（一瞥体験で光り輝く世界を
見ることはあっても
それは単なる体験に過ぎません
それで「悟った！」とか言っちゃうと
魔境に入るから気をつけてね
一瞥体験については
またいつか気が向いたら
別記事でお伝えしますね）
聖者になるわけでも
高次元にアセンションするわけでも
人生全て思い通り！
になるわけでもないし
お金がジャンジャン
引き寄せられて
リッチでゴージャスな生活が
できるようになるわけでもありません
むしろそれらが
思考の妄想だったと
ハッキリします
でもこういう
身も蓋もない話は
自我は大嫌いです
「現実がワクワクハッピー
リッチにならないなら
一体何のメリットがあるんだ」と
憤慨する可能性もあります
なぜなら自我はいつだって
特別な何者かになりたがるし
神秘的なことに惹かれるし
「何かを手に入れたい」
「そうしたら幸せになる」
と考えるのが
自我の習性だからです
だけど、その自我が
人生の主導権を握ったままだと
（実際は握ってなくて
握ってると錯覚してるだけなんだけど）
自我は欠乏と恐れが
ベースなので
ずっと幸せと安心を
「求め続けて」
生きることになるでしょう？
求めるってことは
求めるものが手に入るまで
ハッピーじゃないし
安心できないということだし
例え求めていることが
手に入ったとしても
この現象世界では
ずっと続くものはないから
手に入れたハッピーも安心も
しょせん一時的なもの
だからまた次の幸せと安心を
手に入れようと
「求める」心の動きが止まらない
ずっと「欠乏と恐れ」の
ランニングマシーンの上を
走る続けてるようなもので
だから自我は苦しいし
これいつまで続けるんだろうって
不安だし
虚しいのです
いろいろ探求してきた人や
すごく苦しい人が
非二元に出会うと
自分を永久的に
幸せにしてくれるものだ！と
これまでの
願望実現やスピリチュアルなどの
代替品のイメージで
勘違いしてしまうことがあるけど
それも自我が創り出す
ストーリーに過ぎません
幸せになる「私」はいないと
気づくのが非二元です
何も神秘は起きないよ
何もミラクルは起きないよ
「あるがままがあるだけ」
それを発見した時
その何もなさと
その完全性に
どーーーーんと安らぐのです
自我が何かを必死に
追い求めなくても
自然に物事は流れていくと
ハッキリして
もともとのダイナミックな命の躍動を
発見するはずです
それを
「なるほど」と
理屈で分かったつもりになるんじゃなくて
自ら発見する
その発見の旅が
ソウルジャーニーです
幻想世界はもう十分やったから
身も蓋もない世界の
真実を知りたいよ
という人には
おもしろい発見の旅になるはずです
春海アンナ
P.S.
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