お腹、だいぶ大きくなった。



『お前が羨ましいよ。気をつけても子供ができるんだから。』


とシュンさんが私に言った。


『なんでですか?』


『俺は結婚してしばらく子供ができなかったんだ。辛かったよ。』


『…そうだったんですか…』


『やっと出来ても、流産しちまったり、下の子なんてやっと出来たのに、医者に無理かもしんねーとか言われたときは、嫁と二人で泣いたよ。』


『私は本当恵まれてますね……』


この人と結婚した人は本当に幸せだろう。


私も頑張ってこんな夫婦になろう。



二人暮らし。



ラブラブ新婚かと思いきや



喧嘩ばかり。


でも喧嘩は多かったけど、仲は良かった。


始めは誰でも苦労する。



そういい聞かせて頑張った。



愛していた。


タケルを。



喧嘩、喧嘩の毎日がずっと続いた。タケルの両親とも合わなかった。



でも、子供が産まれればかわる。


そう信じ、耐えた。


タケルと籍をいれた。



夫婦になった。



二人で婚姻届をだした。


私が19歳、タケルが21歳の秋だった。



二人で歩いてく。



迷いはなかった。


タケルとならおじいちゃん、おばあちゃんになっても、手を繋いでいられる……



そう思ってた。