こちら
の続きです。




時間は朝の9時頃。

いつものスーパーに向かう途中、
小さなセブンイレブンがありました。
スーパーに急ぐか、ここもチェックするかで迷いましたが、
人がパラパラと入っているのが見えたのと、
まだ駐車スペースがあったので
とりあえず行ってみることに。

母と叔母とオリが中に入りました。
私は足手まといになるので車で待機。
10分後、
数本のお茶と(水はもう売り切れ)、リンゴジュースなどの飲み物、レンジでチンして食べるようなパッケージのハンバーグなどを購入して帰ってきました。
電池やカップラーメンなどは全て売り切れだったそうです。
でも、とりあえず今日の夜ご飯にはなりそう。
私たちが購入した後からも続々と人が入っていくのが見えました。
店内は真っ暗ですが、
何故かレジは動いていたと!
自家発電?電池??
でもオープンしてくれてただけでありがたい!!


その後、スーパーに行きましたが、
裏の出口はチェーンで閉められていました。
ただ、なんとなく入口で人が並んでいるのが見えたので、
叔母とオリがダッシュで確認。
お店は開いていなく、
スーパーに隣接しているドラッグストアの店の前で、水と少しの食材、トイレットペーパーなどだけ売っていたようでした。
ただ、水は一人2リットル2本までと決まっていたことや、このままだと2〜3時間待ちじゃないか!?ってくらい並んでいたのと、
むしろ全員に当たらない可能性もあると言われたので、
今は飲み水も自宅で出る事を考えて並びませんでした。
期待していたので残念ですが、贅沢は言えません。
セブンで買い物できただけ幸運でした。




さぁ、
次は叔母の家!
警察の手信号に促されながら、
なんとか到着。
凄く大きな渋滞とか、車の事故は見当たりませんでした。


マンションに着くと、
管理人さんが来ていました。
5階以上の家はすでに断水になっていて、
もちろんエレベーターも止まっています。



さぁ、オリ出番だ!
頑張ってきて〜ウインク




っと私と母で送り出し、
叔母とオリは15階を階段で登り始めました。



オリとしては、
15階上がることはなんの苦でもないんです。



何が嫌かって、
もし次の地震がきて自分が15階、
私が1階と離れたところにいるというのが一番ストレスになるらしいです。


地震発生してから、今(9月9日現在)までひと時も離れたがりませんでした。
実際妊婦である私が買い物だって行かない方がいいし、家にいるのがベストなんだろうけど、
オリが私を置いて行きたくないと行ったので、
ついて行ったのです笑笑い泣き



なので、
ほぼダッシュで登って行ったそうな。
叔母は途中で持病の目眩などもあり、かなり遅れを取ったけどなんとか家まで歩けました。


オリは現金以外の必要な物の場所などを聞いていたので、
叔母が到着した時にはほぼ詰め終わっている状態。
さらに水が組めそうな鍋なども自分で探しては、
カバンに詰めていたようで、叔母が関心してました。
(なよなよした印象に思われがちだけど、誰よりもサバイバル術に詳しいのです)




叔母はとりあえず、隠していた現金を全て詰めて、
お迎えの夫婦に自分は妹夫婦の家に避難する事を伝えて降りてきました。
(最初の避難の時、それをやり忘れて、母にかなり怒られていたのです。心配かけてしまうから!)





一通りの用事を終えて、
自宅に戻りました。
道路は、実は前日にあった台風の影響で、
木が倒れているところもまだあったりして、
震災が重なる事の怖さを感じました。




ラインでは、
バッテリーを使わないように注意しながらも、
周りの友人たちと励ましあって、
お互いの持っている情報を交換しました。


すると、
石狩に住んでいる友人から、
断水が始まってきていると情報が。
さらに清田区では水道管の破裂。
清田区に住んでいる友人にすぐにラインで知らせて出来る限りの水を溜めておくように伝えました。


清田区とうちはお隣の地区同士なので、
"やっぱりうちも来る。"



そう思い、焦りました。



すでに溜められるものには溜めましたが、
オリが色々見つけ出し、
透明の衣装ケースなども中身を空っぽにして、
お水を溜めました。
お下がりで貰った、baby bathにも溜めました。



水漏れしてもいいように、
バルコニーに置きました。




お昼ご飯をせわしなく食べ、
電気が復旧しないまま、
断水になることに怯えました。




そして、
携帯の充電もなくなっていく。



みんなと連絡が取れなくなることが不安でした。
みんなテレビがつかないので、
道外からの友人のテレビからの情報も役に立ちました。

清田区で起きている液状化現象の事も、
道外の友人から聞きました。



少しでも横になりなさい。




と言われたけど、
横になったところで気持ちが落ち着かない。
オリは一人で色々考えて自発的に動いて人一倍お水の準備をしていました。



やはり、懸念していた通り、
清田区の友人の家の断水は始まりました。
子供が二人もいて、
断水と停電。
考えただけで恐ろしい...。
私はまだ生まれていなかったのが幸いだった気がします。


断水になる可能性が消えないので、
暗くなる前に...と二人でキッチンの冷水で頭を洗いあっこしました。
冷たい水での洗髪は思ったより身体を冷やす事が分かりました。
幸い、髪をバッサリ切っていたので、
兎に角保温しながらタオルドライを必死でしました。
そして、私がとにかく不安だったのが、
ついこの前出てきたばかりの私のヒョッコリハン(痔)チーン
笑い事じゃなく、ここだけは清潔にして温めて薬を塗りたかった。
ただでさえ、トイレのウォッシュレットが止まってしんどいのに、これ以上悪化するのは本当に避けたかったえーん
なので、お湯を沸かしてお水と混ぜて、
お風呂で洗いました。
真っ暗になる前に!
お薬もたっぷり塗りました。





新たな情報がないまま、
徐々に外も暗くなりました。



取り出したキャンプグッズの中から、
電池のランタンや懐中電灯を用意。
普段使わずにしまっていたキャンドルがこの時役に立ちました。
地震が来たらすぐき消せる量だけ。




みんなで集まって、一つのテーブルで早めに夜ご飯を食べました。


18時からあるかも?
っと言われていた断水はまだなくて、
本当にどの情報が正しいのか分からないけれど、
もう今日は電気も戻って来ないだろうから、
早く寝よう。





食後はみんな疲れ切っていたので部屋に入りました。