福岡・大分県境 ～東峰村ツーリング～
やっとこさで、先週末に一世一代の仕事が終了しました。
僕の営業人生15年の中でも指折り数える困難な仕事。
この壮大な仕事を成功させるには、顧客、取引会社、そして自社の複数の
他部署の人間を巻き込まなくてはなりませんでした。
自分独りが頑張ってもすぐに限界がきますから。
しかし、この仕事に関わってくれたスタッフは僕の意図を積極的に汲んでくれて
無事に終了。
顧客からも称賛を頂きました。
25年勤めているこの会社が、僕をここまで育ててくれていると思っているので、
今後も自社が繁栄してほしいし、これからも顧客の期待を裏切りたくない。
そう思って日々頑張っています。
さて、そんなこんなでようやく落ちついた、快晴の土曜日の朝。
天気もいいとくりゃ、もちのろんでバイクで出ようじゃないか！！
しかし、今朝の福岡も極寒・・・・・。
先日、楽天ポイントでゲットした、インナーグローブを試す時がやってきた。(以下、クリック拡大)
さらに今回は、足にもウインターケアを。
このカイロ、足をカイロでサンドイッチしちゃうってヤツ。これも初物。
さて効果はいかに～～～
さあ、午前8時。しゅっぱーつ！！
出発して約一時間。コンビニで、あつ缶コーヒーで暖を取ります。
天気はいいけど気温はたぶん2～3℃。
インナーグローブは、さすがに効きめゼロ。指先の感覚もゼロ。
しかし、足元のカイロは効果バツグン
ポッカポカ～。こりゃいいですな。
さて、自宅から約二時間。東峰村に到着。人影もまばら。
カモかも(爆)？ 何やら一生懸命に探し物をされていらっしゃいます。
橋の上の僕を見て、グアーグアー喋り始めましたが、なに言っとるのか分からん。
車のフロントガラスは、見ての通りゲレンデ状態。
そんなピーンと張りつめた空気の向こうに宝珠山駅。
駅舎の中は小綺麗です。
日本人の”おもてなし”に触れます。
大分県との県境。
レールの向こうには、桜が並んでます。こりゃ春に来たら素晴らしいんだろうな。
ここ東峰村には、近代土木遺産『眼鏡橋』が三つもあります。
『宝珠山橋梁』
おお！たまたま遭遇。
続いて『筑前岩屋駅』
ここでも偶然に電車に遭遇。
ガラス張りの待合室。しゃれてます。
マジか？
出発しようとすると、久留米から来た赤のＧＳ乗りさんから話しかけられる。
この先の峠は積雪で通行止め。
これからどうする？みたいな会話をして別れる。
さて、ぐいぐい山間部を登っていきますと。
日本棚田百選に選ばれている『竹の棚田』。
およそ400年の歴史があります。
この石積みを見てください。農機具が無い時代に頭が下がります。
見晴らしのいいところに展望台がありました。
360度、見渡す限りの棚田。
こりゃ田植え時期に再来しましょう。
続いて547年に建立された『岩屋神社』へ
急な階段を登ると。
ん？ ここはなんだろ。
『首なし地蔵』群です。
明治維新の時、政府の廃仏令の指示で谷底に捨てられた地蔵さんたち。
それを村人が安置したそうなのですが、ほとんどが首を切られていたそうです。
境内を進みます。
手洗い場は完全にスケートリンク化しています。
さらに所々凍っている階段を登りますと。
ようやく岩屋神社に到着。
お賽銭を入れ、ただ気持ちを無にして手を合わせる。
神社のそばには、親不孝者が通ると石が落ちてくると言われる道が。
通ろうとしたけどお腹が邪魔して通れなかった(爆)
さらに進むと、国指定重要文化財の『熊野神社』に到着。
こりゃまた凄い場所に存在してます。
この後、周りの景色を楽しみながらゆっくり下山。
いやしかしここの神社はなんでしょ。
うーん？パワー？を感じます。
最近、なにかと生温いパワースポット企画で観光客を集客しようとしている
自治体が多い中、個人的にここの神社は何か分かりませんがチカラを感じました。
日頃は何も感じない人なんだけどね。
春に是非再来します。
この後はゆっくり帰宅。
仕事で一皮むけた？後の140㌔走行の充実したツーリングになったのでした。
早く暖かくならないかなぁ。
