本当にやりたい事を「今の自分」は知らないかも？と思う理由

コーチング的な発信を見ていると
「答えは全てクライアントさんの中にある」
と言う言葉を良く見る

潜在意識が、とか
過去の戻ってビリーフが、とか・・・

これには前々から違和感があって
間違ってるとは言わないが、

全部の答えを「今」持ってるわけじゃないんでは？

って思ってる

答えが自分の中にある、と言っても
「潜在意識の中」でも「過去の自分」でもないかもしれない
今は自分の中に答えがない

例えば「何がしたいか分からない」

として、

「知らないことを望めない」

訳ですよ

海を見たことがない人、海を知らない人が、

「世界中の海を見てみたい」

と思わないように

その人の中に現時点では

「心から望むもの」

というデータがないかもしれない

それは、未来の自分の中かもしれない、って感じる時がある

例えばヒトの体の細胞のほとんどが4年で新しいものと入れ替わり「別人」となる、と言われるように

色んなことを学んでインプットしてそれを実行してアウトプットして、
またそこから学んでって繰り返してる人は、
心も「別人」にリニューアルしていっている、と思っている

データが変わり自分が変わるなら、答えも変わっていく

例えば子どもを持って初めて、子どもと過ごす時間が

「自分の求めるもの」

の一つに組み込まれていく

そうなると、それ以前とは「違うゴール」が見えてくる

もう「以前の自分」ではない

今の自分にないものは、違う時空にはあるしれない

今、何かが見つからなくても焦らないで良いって思ってる

ジッとして何もしなければ「何も変わらない」けど

いろいろトライしていくうちに

「これだ！」

というのが現れるかもしれない

未来の自分の混じり合う瞬間に
「ここだよ」って
笑顔の自分が自分の内側を指さしている、そんな気がする

その瞬間に出会うために