何かに対して怒りを感じる時、

「私は、何に怒りを感じてるんだろう?」

と考えたことはありますか?

 

わたしが怒りを感じる時は、概ね

「こいつ、わたしを馬鹿にしているな」

と ”自分を軽視している”、と思った時でした。

 

アドラー心理学によると、ひとは

「他人をコントロールしたい時に怒りを感じる」

というような事が書かれていました

 

つまり怒りの対象に


「君は・・・

こうあるべきでしょう

こうするべきでしょう」

 

と思ったり

 

「アナタは 間違っている」

だから正したい!

 

と思った、ということです

 

なるほど、

ひとを動かしたい、主導権を握りたい、

自分が思う「正しいこと」へコントロールしたがっている、

のが分かります。

 

実際、わたしが天然石の取引相手

(石を提供してくれている職人さん)

に怒りを感じたのは

 

「何度言っても伝票が間違えている」

「何度も間違って石を送ってくる」

時で

 

相手の行動を正したい」時でした。

 

だが、同時に

「ひとは間違えることがある」

という事も理解しています

 

だからこそ、数回なら、怒りは感じないのだが・・・

 

それに対してわたしが

「彼は自分を馬鹿にしている」

と思う

 

まるで自分が悪意のターゲットにされている

かのように「解釈」するのは、

間違っている、と気付けました。

 

「これを理解していたら、もっと以前から人に優しくできただろう」

と思いましたね

 

そういう心理を理解するだけでも怒りは静まりましたし

「間違っちゃう人には、その都度、伝えるしかないよね」

と思えるようになりました。

 

ひとの行動をコントロールするのは至難の業です

 

自分の怒りのコントロールも難しいとは思いますが、

でも、

自分のことなら「まだやれそうだ」と思いませんか?

 

怒りを感じたら

 

「自分はひとをコントロールしようとしていないか」

「自分の思う『正しさ』を押し付けようとしていないか」

 

と意識すると・・・

 

多少、怒りの炎は鎮火に向かうかもしれません。

 

「自分を俯瞰で見る(自分をメタ認知する)」

と結構笑えます

 

例えば、ものすごーく些細な事ですが

・・・

ある日、友人夫婦が我が家に泊りに来ました。

 

翌朝、ご飯とお味噌汁を出しました

 

友人の夫さんに

「七味があったらほしい」

と言われ(お味噌汁にかける)

 

わたしは我が家の「ゆずの香りがする七味」を渡しました。

 

彼は一口食べて、友人の夫さんは我が友人に

「味噌汁がゆずの香りがしていると食べる気がしないから、これ食べて」

と渡し、友人がそれを食べました。

 

この時わたしは

( ゚Д゚)ハァ? ゆずの香りがするくらいなんやねん)

とプチっと来たのですが

 

それを上記のアドラー心理学に当てはめると

 

「ひとに出してもらったものは黙って食え!」

と相手をコントロールしたかった…かな

・・・

 

そう思うと笑えます。

 

「友人が食べてるんだから、別にいっか」

と思えば済む話しですよね。

 

アドラー心理学を勉強し、これを思い出し

プっ

と笑いました。

 

補足ですが、ここでもう一つ重要なのは、

自分の「怒り」という感情を否定しなくて良い、

ということです。

 

ネガティブな感情は、感じても良いのです。

「そのように感じてはいけない」

と思う必要はない。

 

自然発生する感情を「いけないこと」だ

と思うのは、負担になります。

 

♢何かを感じた時に、相手にそれを伝えたいのか?

♢伝えたいなら、どのように伝えたイイのか?

 

を考え、自分の行動をコントロール出来ればいいのです。

 

他の人から見て、些細な事でも、自分にとっては怒りを感じてしまう事はあります。

その気持ちを否定する必要はありません。

 

ため込まないで、どうやって出せば

「その感情に飲み込まれてしまわないか」

を見つけ出せばいいのです。

 

大丈夫。

 

こんな短気なわたしでも、

アンガーマネジメント(怒りのコントロール)

が出来ています。

 

たぶん (∀`*ゞ)テヘッ

 

自分の ”取扱説明書” を作っていけば良いのです。

 

ひとは、ネガティブ感情を持っているから、

より深く自他を理解しようとしたり、

成長しようとできるのです。

 

怒りさえ

「ステキなきっかけ」

にしてしまえば良いのです。

 

 

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石沼に住むメンタルコーチ

石沼にどっぷりハマりながら(天然石ラブってことです)

コーチングしてます。

 

【はるの強み】

人に話して驚かれる事は、

 

・英語ゼロレベルの10歳前後の子どもを連れ、母子で海外移住、

 コンプレックスを持たせることなくバイリンガルにし

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