【経営学入門より ネオン太平記】 | はるんのブログ

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東京の古本屋を廃業して大阪キャバレー、オアシス

 

支配人となった利徳は、巧みな宣伝と戦術で成功していた。

 

彼には女房カツ子の待つ家庭よりも、この道の方が魅力的

 

だった。

 

その利徳にとって、競争相手ニューポール新装

 

開店するという情報は聞き捨てならないことだった。

 

早速第二オアシスを開店させて対抗しなければならないと、社長

 

片岡を説得した。

 

しかし、場所が悪く「文教地区にキャバレー進出」

 

新聞が書きたて、地元民反対は強かった。

 

そんな間に、ホステスたちの教育、ヌードダンサー

 

逮捕された後始末と、利徳は忙しかった。

 

利徳が双子のホステスのフミ子と深い仲になり、

 

方のフキ子三人でアパート住いするようになったのはそんな

 

頃だった。

 

ある日、地下鉄でスカート切りをして利徳に説教された

 

ボーイ相川が店の売り上げ金を持って逃げて

 

しまい・・・・・・