おはようございます。

フラクタル心理学講師の中村宏美です。

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兄の話を長々と綴ってきましたが、

フラクタル心理学を学ぶ前までの私は、


兄をどこかでバカにしていました。


今となって分かるのですが、

人がバカに見えるのは、


自分がバカだからです。


無知な自分をバカだと思いたくないために、

人を下げていたのです。


フラクタル心理学では、

『人は自分の潜在的な可能性の鏡』

と言いますが、


自分と同じ親から生まれた兄妹を下げることは全く意味のないことなので、もし、兄妹にネガティブ要素を見るのなら、ポジティブに変えないと自分が使えるようにはなれないのです。


今回私が兄に対する勘違いに自分で気付いたきっかけは、怒りの感情のエネルギーを使って行動するのをやめようと思ったからです。


行動する時の意図を変えようと思ったからです。


離婚してからの私は、不安を解消する為という意図で行動してきました。


チャイルドはネガティブが原動力になるので、怒りを原動力にしてこれまで行動できていました。


行動できたお陰で今があるので、それはそれで良かったのだと思います。


ですが、チャイルド的な意図に違和感を感じ始めたので、意図を変えたいと思いました。


生産的な意図に変えたいと思ったのです。


そう思えたら、兄に対してネガティブに感じていたチャイルドの勘違いに気づけたのです。


チャイルドを卒業するときには、生きる意図が変わります。




大人になってから、ある時、姉は兄にこう言われたそうです。


兄を頼った姉に対して、

『俺は、お前が困っても助けない。』

と。


きっとフラクタル心理学を学んでいなかったら、兄が冷たい人で、姉がかわいそうな人に見えたのかもしれない。


フラクタル心理学では、勘違いを取るためのポイントを4つあげています。


その一つに、

【成長するために必要な状況】

があります。


成長することは損ではなく、より多くを得ることと捉える。



子供の頃は、妹たちを守ってきてくれた兄。

色々な思いを抱えながら、妹たちを守ってきてくれた兄。


大人になって、姉が困った時に、

『助けない』と、言った兄。


兄は、妹たちの甘えを許すことはしません。


それは酷い兄なのではなく、

妹たちの依存や病気を防ぐことになり、自立の方向に向かうことになると分かっていたので、

姉のことをかわいそうだとも思いませんでした。


結果、姉は兄に頼るのをやめて、進化しています。

姉を尊敬しています。


愛とは何かを考えた時に、


兄は愛ある人だなと思いました。


兄も私。

姉も私。


兄と姉の素晴らしい要素が私にあるのなら、チャイルド的な意図は手放せると思ったのです。


自分の思考が家族をつくります。


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