こんばんは。

フラクタル心理学講師の中村宏美です。

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姉と話していて、もう一つ思い出したことがあったのです。



私が6歳くらいの時の出来事を。


私6歳

姉8歳

兄11歳


3人で公園で遊んでいたんです。



姉が転んで鼻をぶつけたのか、鼻血が出ちゃったんですよね。



その時のことを姉も私もハッキリ覚えていたのですが、


兄が、自分の着ていたTシャツを脱いで(上半身裸)走って水道のところに行き、Tシャツを濡らして絞って、鼻血だらけの姉の顔を拭いてあげていたんですよね。


Tシャツが鼻血だらけになり、

姉が、


『お兄ちゃん、洋服、お母さんに怒られちゃうよ。』

と、言ったら、


兄は、

『そんなの関係ないよ。』

と、言ったんですよね。



そのセリフを姉も私も覚えていたのです。



その出来事の一年前に、5歳の私の命を守ったのに、父に殴られた兄から出た言葉が、


そんなの関係ないよ。

と、言ったんですよね。


11歳の男の子の言動と考えると、

今私の次男が10歳なので、凄いと思うのです。



私は45歳になってやっと自分の兄の凄さに気付いたのでした。



気付くことができて良かった。



この先もずっと勘違いをしたまま、兄を見下して生きることをしなくて本当に良かった。



私がこのことに気付けたのは、

私がしたことを元夫にされたから。



したことはされるんです。



元夫が酷い人だから、私に酷いことをしたから、私は苦しんで鬱になった訳ではない。



私がしたから、された。



鬱になった当時の私は、元夫に怒りを感じながらも、

相手を悪者にして、鬱になって自分を被害者にしようとしていたことにも薄々気付いていました。




周りの人を巻き込んで、自分の命を危険に晒してでも、自分を正当化し、相手を悪者にするのをやめろと未来の自分は言っているのです。


そんな自分を絶対に許してはいけない。


切らなければいけない自分を切れたのは、自分がしたことをされたから。



された方の苦しみが分かったから。



した自分を許せなかったから。



本気で自分を変えたいと思うのなら、感謝だけしていても、変わらない。


感謝だけして現状を変えようとしたり、現状が変わると思い込むのは傲慢さゆえ。



自分がバカにしていた人よりも自分の方が下なんだと、心底自分で気づけないと本気で自分を変えたいとは思えない。



こんな自分は絶対にやめなければいけない。 



こんな自分を許してはいけない。



人にさせていたのが自分自身なんだと認めた時に決めることができる。



何をやめて、何を始めるのか。



その学びを凝縮してお伝えできるのが、私の、

【ひとを変える魔法】です。



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