長男からの相談。


とある選択を決められない様子。


話を聞いていると、

先のことを考えすぎていて、

不安になっている様子。


先のことをよく考えて決断することはとても大切だと思う。


不安になるのは、やったことがないから。


不安な気持ちが沸くのは、自分を守ろうとしているから。

不安になるのは悪いことではない。


私が彼に言ったのは、

『一つ一つやれることをやっていくと、先の不安は少なくなっていくと思うよ。

多分、やったことがないから、不安になるんだと思う。

その、自分のやったことのないことを今やっている友達に聞いてみると良いかも。

みんな相談乗ってくれるんじゃないかな?』

と。


長男はすぐ経験者の友達に電話をしていました。


その友達が素晴らしいこと。


長男はなぜかいつも友達との会話はスピーカーで話すので、聞いていたら、


その友達は、

長男がどうしたいのかを聞いてくれ、

どのようにしたら良いのかいくつかの方法を教えてくれ、自分も一緒に先生に話に行くのに付き合うと言ってくれ、最後に改めて学校で話をしよう

と言っていました。



13歳の男の子たちの会話が、とても清々しかった。

相手を思いやる優しさ。

心がじんわり暖かくなりました。



まだ悩んでいた長男への

私からのアドバイスは、


『今回はきっと、ワクワクする方、気持ちが楽しくなる方を選ぶと良いと思うよ。』

と、伝えました。



長男は、

『あ!それなら、決めた!こっちだな。

友達とまた学校で話すニコニコ


と、なんだかさっきより、長男がパァッと明るくなった感じがしたので、良かった。




今までの私は、このようなアドバイスは出来なかった。



今までがこうだったんだから、こうした方が良い。

とか、


こうしたら誰かにこう思われるんじゃないか?

とか。


よく分からない損得勘定とか。


謎に、過去に縛られ、他人の目を気にして、子供を自分の道具のように自分の思い通りにしようとしていた私が今までは確かにいたのだと思う。



自分を信頼してくれる人の存在は当たり前ではなく、

かけがえのない存在に心から向き合えるようになれたのは、

今までの私があったから。



後悔したり、自分責めがやめられなかったり、苦しいこともたくさんあったけど、



1番苦しかった時、私は自分のできる最大限のこと実践した。

後悔する必要はない。

反省したことは、改めていけば良いということ。



今までの私が全部あって、今がある。



今の私が、わたしは1番好きだと本心から言える。



子供達を見れば分かる。



キラキラと成長している。



変化を楽しめている。



素晴らしい。



暖かい気持ちをくれて、ありがとう。