身近にいる手本。

もう何年も前に大病を患った知人がいる。そんなに仲がいいわけでもなく、仲が悪いわけでもなく、仲の良いグループ的なものが違っただけの間柄だ。
数年前にインスタを観るようになってから、偶然、その知人のインスタが観れるようになった。
風の噂では、あれからもう一度大病したようだったが、見事に克服をし、インスタに写る知人は活き活きとしていた。
友人にも恵まれているようで、ランチや飲み会や旅行などで忙しそうに感じられた。とても楽しそうで、とびっきりの笑顔からは、大病していた事実なんて微塵も感じさせないくらい充実した毎日を送っているように見えた。
同じ年数を生きてきた私は...
家事と子育て、正社員になってからは、ひたすら同じことを繰り返すだけの日々を送っている。
ランチも縁遠くなり、つき合いは減った...というか、ほぼないに等しい。家庭以外に私の居場所は、会社。。。だけじゃないか!
なんか虚しくなってきた。
それなのに、毎晩ネットには時間を割く。
もし、あと数日、あと数ヶ月しか生きられない、という切ないストーリーが私に課せられるとしたら、きっと後悔するだろう。
こんなことでは何も残らない、まだ何もできていない、やりたい事はいっぱいある。もっともっと経験を積みたい!　もっといろいろなモノを食べたい!　もっと自分の足で新しいところへ行きたい!　もっと、もっと。。。。。。。。。

インスタを通して、いろいろなことを教えてくれた知人には感謝、そして尊敬する。
毎日を大切に生きることを教えてくれた知人へ、「ありがとう」。