とうとう私も例のウイルスの餌食になった。
軟禁生活2日目。
頭が痛いが、寝続けることも飽き、インスタもユーチューブも飽き、「そうだ!久々に日記でも書いてみるか」と思い立った。
トイレと歯磨き以外は、寝室から一歩も出ていない。喉が渇いても、お腹が空いても、誰かに頼まないといけないのは、すごく気を遣う。例え家族でもだ。そうでなくても家のことを全部してもらってるのに、私が頼み事をするなんて面倒だろうな、と思ってしまう。自分でしたくてもできない人がいる。目の見えない人、話せない人、寝たきりの人、車椅子の人...
誰かに頼むということは、すごく勇気のいることだ。そういう人の気持ちが、たったの2日間で分かると言ったら、かなり失礼だろう。
きっと私は、重症化しなければ元の生活に戻れるけど、戻れない人もいる。一生、人の助けがいる人もいる。
これから先、そういう人を助ける機会はないかもしれないけど、せめて自分ができることを挙げるなら...自分が自由に動けることに感謝し、動けるうちにたくさんの経験を積んでおこうと思う。