好きなメーカーのバッグがある。そのバッグを見るたびに、恋い焦がれる。いつも眺めていたい。手にとって触りたい。持ち歩きたい。好きで好きでたまらなく、悩んで悩んだ挙げ句にやっと手に入れたバッグ、財布たち。。。
実際に手持ちの服に合わせて持ってみると、鏡に映った自分には何ともかんとも似合ってない。
「ねぇねぇ、どお? 似合う?」
って子供たちに聞いても、
「う〜ん...イイんじゃない? ママがいいならイイんじゃない?」
と期待していた答えとは違うもの。
このバッグに似合う服は、このトップスやあのパンツがいいのかぁ~...と調べたりするけど、手持ちの服にはそれらしきものはない。だから、全部買い足さないといけなくなる。そもそも、骨格的に似合わない質感のバッグらしい。

ところが、たまたまふらっと立ち寄った服屋で、一目惚れで試着してみた服は妙に似合ってたりする。その服に似合うバッグを持ってみると、さらに似合っている。
まさに直感だ。本能だ。
自分に似合うものは、自分が一番よく知っていたのだ。ああなりたい! こうなりたい!と、憧れで選んだ服やバッグは似合わなくても、「これ、好き!」で手に取ったものは似合っているのだ。自分の直感を信じて、似合わせるのもいいのかもしれない。少し素直にありのままの自分を受け入れてみよう。