さて国立西洋美術館、憧憬の地 ブルターニュ展、どんどん先に進みます。
私が面白いな、と思ったのは、ゴーギャンのブルターニュの Pont·Aven においての風景画が、まとめて見られた事。
ゴーギャンと言うと、どうしてもタヒチでの絵の印象が強烈なので、こんな色使いするのだ…………と、新鮮でした。
以下写真は、憧憬の地ブルターニュ画集より………ちょっと色の感じが違うけれど、ご了承下さいませ。
ゴーギャン ポン·タヴェンの木陰の母と子
素人なので、こちらは、セザンヌと間違えた………💦。
ゴーギャン 画家スレヴィンスキーの肖像
さらに貴重だったのは、オディロン・ルドンの風景画が2点あった事です。
これは、初めて目にしたかもしれない。
ルドンと言うと、先ず思いだすのは幻想的な画風。
ルドンは、印象主義、象徴主義の画家。
パステル画なども多くて、夢、幻想など無意識下の世界を描写…………と言われる画家。
その人の風景画…………ひょっとしたらシュールか………😅。
いやいや、ちゃんと具象の風景画です。
ちょっと画集のページが真っ直ぐにならなくて………すみません💦。
ルドン 薔薇色の岩
でも明らかに、どこか不思議感が漂う。
色の感じ、もう少し薄めです……。
ルドン 風景
この2点、当たり前ですが、本物…………ずっと凄いです。
画集をスマホ撮影の暴挙……ご容赦の程を。
やはり内面と言うものは、何を描いても滲み出るものなのですね。
改めて、実感です。
本当に、興味深い作品を、見せて頂きました。
私の最後の楽しみは、最後の部屋に、藤田嗣治と岡鹿之助が、待っている事………。
今から行くわよ。