シナモン食パンを焼いて、シナモンの事を知る。 | 田中晴子のブログ "La vie quotidienne"

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フランスバロック、近代の音楽大好き。近頃バッハも好き。シューベルトも。アンリ・バルダ先生にピアノを習って21年目。音楽まっしぐら、でも寄り道、脱線のカジュアルブログを始めました。田中晴子オフィシャルサイトも宜しく。https://www.harukotanaka.com

昨日からホームベーカリーで焼き始め、日付変わり夜中に焼き上がりのシナモン食パンです。


前回のシナモン入り食パンと、ほとんど同じ材料です。
北海道産小麦「春よこい」を240グラム、さらに、同種全粒粉をいつものほぼ半分にして、50グラムにしました。
ちょっと思ったより白い感じ。


ただし、新しく買ったSB食品有機シナモンスリランカ産にして、たっぷり入れました。
割には、あまり色が出なかった。


次のこちらは、前回のシナモン食パン。
シナモンは、同じくSB食品のもので、一般的に売られている黄色のキャップのものです。
産地は中国です。
シナモンの量は、今日焼き上がりの半分以下。


ただしこちらは、全粒粉が2倍に入っていますが、明らかに色は全粒粉ではなく、シナモンの色だと思います。

考えてみました。

私が推測するには、多分一般的に売られているシナモンの方が、色も香りも強いと言う事じゃないかしら。
実際焼いている時も、香りはこちらの方が、強く香りました。
食べてみても、量が少ない割には、シナモンしっかり利きます。

有機スリランカシナモンは、パン生地に入れる時には香り高いのですが、焼いたら量の割にはマイルドでした。

自然のものだから、産地によって、色も味もこんなに違うと言う事が、クリアーに。

結論です。
お菓子作りやパンに、シナモンを利かせたければ、普通の黄色キャップが利く。

有機シナモンは、直に使った方が、香りと味が楽しめると思いました。

例えば、シナモントーストとか……。

調べてみましたら、シナモンには、強力な抗酸化作用があるそうで、肉桂と言えば、漢方にも使われますものね。

有難い事に、スリランカシナモン、有機の割には、目の玉飛び出るほどお高くなかった😅。

料理も、材料とか調べたりで、何でも、勉強になりますね。

                    🥜豆知識🥜

シナモン生産    2014

インドネシア     91400トン
中国                     71146トン 
ベトナム             31674トン
スリランカ         16766トン