今日は、高機能自閉症のだいちゃんが
修学旅行前日にびっくりの事が起こったことを書こうと
思った・・・・
だいちゃんの今までの出来事の中でも
記憶に残る出来事でした
小学校の野活も修学旅行も
前準備もしっかりして、加配の先生がついてなんとか参加してた
小中学校とも支援学級
で、中学校の時の修学旅行では、担任の先生がとても張り切っていて、
絶対に連れていきますねって感じだった
だいちゃんはチックが出て不安そうだったので
行くのは厳しいかと思うと伝えてはいたが
大丈夫です、なんとか連れていきますと頑張ってくれていた
ところが、修学旅行の前日の夜から
涙が止まらなくなった
こんなことは初めてで、涙がドバーと流れ続け
晩御飯も食べれない・・・
「大丈夫」と聞いても「分からない
」って
一応担任にも連絡して明日がどうなるか分からない事と
行けない可能性が高いかもと伝えた
それから、ご飯も食べれず、眠りもせず
朝を迎えた・・・だいちゃんは泣いて泣いて見てられないくらいだった
そのため、修学旅行はお休みをした
お休みを決めても涙は止まることはなく、ご飯も食べれない
さすがに、点滴でもした方がいいかも・・・
だいちゃんの療育センターの担当医に
相談してみようと、電話をして様子を伝えた
すると先生からの答えは
「修学旅行はみんないつかえってくるの?(2泊3日です)
修学旅行が終わったら涙も止まって
ご飯が食べれるようになると思うから、
栄養ドリンクや飲むゼリーなどや水分もとってね
様子がおかしかったら、点滴も考えたらいいよ」
「そんなものなのか」
そこで、だいちゃんのそばにたくさんの栄養補助ゼリーを
準備して、様子をみることにした
みんなが帰ってくるまで様子は変わらなかったが、
みんなが帰ってきた時間に表情がゆるんで、
なんとご飯が食べれた
気持ちを表現することが苦手な部分があること
無理していたことや、恐怖心を伝えられなかったこと
行った方がいいと頑張ってしまったなどが
あったんだろうなと思った
ここで学んだことは、
困ったときには誰かを頼る
心を守る以上に大切な行事はない
ストレスは度が過ぎると
すさまじい状態をあらわすんだなと体験した日だった
でも担当医からの落ち着いた言葉は、少し私の心を楽にしてくれた
みんなが修学旅行から帰ってきた時間に
魔法が解けたように、だいちゃんがもどった
不思議な体験だった
最後まで読んでくださって
本当にありがとうございます
これからもよろしくお願いします