ジル・ボルト・テイラーさんの著書『奇跡の脳』、読まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

脳科学者である彼女は、37歳のとき、大量の出血のため脳の左半球に大きな損傷を受けてしまいます。

それから、リハビリの日々を重ね回復していくのですが、分析的な左脳が正常に機能しなくなったことで、彼女は、まさにネドじゅんさんが言う右脳回帰の状態を体験するのです。

 

この本を購入したのがいつだったか思い出せないのですが、強く惹かれることはありませんでした。

むしろ、涅槃(ニルヴァーナ)の境地に入ったような状態などが、右脳が左脳の支配から解放されたからというのはおかしいという否定的な意見に同調していました。

左脳と右脳はお互い補い合うもので機能にそれほど大きな違いがあるとは思えなかったのです。

 

でも、『ホールブレイン 心が軽くなる「脳」の動かし方』というジル・ボルト・テイラーさんの本を紹介した下記2本の動画は、とてもとても面白かったです。

シンプリィライフさんの動画をしっかり見たことはなかったと思うのですが、わかりやすくて感動しました。

 

 

 

上の動画では、ユング心理学の「4つの元型」に符号するとテイラーさんがいう「4つのキャラ」について詳しく説明されています。

左脳の上部・下部、右脳の上部・下部の4つです。

17分の画面から引用させて頂きますと、

左脳上部

〈考えるキャラ1〉

元型:ペルソナ

 

左脳下部

〈感じるキャラ2〉

元型:シャドウ

 

右脳下部

〈感じるキャラ3〉

元型:アニムス/アニマ

 

右脳上部

〈考えるキャラ4〉

元型:真の自己(セルフ)

13分25秒ごろから左脳下部の〈感じるキャラ2〉について詳しく説明されていますが、幼いときのトラウマ体験はこのキャラがしっかり覚えていて、2度と同じ体験をしないよう私たちを守ってくれているのかもしれませんね。

 

私の場合は、トラウマによって生じた恐れという過剰なエネルギーを解放していくとともに、この〈感じるキャラ2〉を受け入れることで生きやすくなってきたように思います。

 

でも、〈感じるキャラ2〉も含めて、「私」と思ってきましたが、きっとこれこそが最大の思い込みなのでしょうね。

 

もし、思考が消えたなら、「これは苦手。これは出来ない。それが私」という思い込みも消える。

この生で、出来るかぎり恐れから解放されてみたいと思う私は、余計にネドじゅんさんに惹かれた訳です。

 

けれど、慣れ親しんだ「私」というキャラって、結構、愛着があるんですよね。

 

下の動画4分28秒頃に

「自分が次の何者かになるためには今の自分を喜んで捨てる勇気が必要」

というアインシュタインの言葉が出てきますが、捨てたくない自分もいるんですよね。

 

決めるのは自分、ですよね。

 

 

今年も庭の木瓜の蕾が膨らんできました。

 

新しくしたホームページも育てたくて、ぽつりぽつり投稿記事を書いています。

こちらも時々のぞいてみて下さい。

 

 

 

 

私はまだ読んでいませんが、

 

 

 

 

 

 

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