マッサージを受けたいと思われる方の中には、特に問題は感じていないけれど、筋肉を解してリラックスしたいという方もいらっしゃいます。
けれど、高齢の方の訪問マッサージも行ってきましたし、やはり、慢性的な痛みを何とかしたいという方が多いです。
でも、正直に書きますが、私には体の痛みに苦しんだ記憶というのが殆どありませんでした。
体は丈夫だから、そう思ってきました。
けれど、それだけでは無かったようです。
私の主訴は、ずっと、激しい強迫症状のあとに残った強すぎる恐れでした。
ですから、ボディーワークを受けて、結果的に体の不快さに気づき、それと付き合うことになっても、苦よりも好奇心の方が優っていました。
また、体が、まだまだ緊張を手放していないことはわかっていても、恐れに振り回されなくなったことで、それを解放する必要性をあまり感じなくなっていたのも確かです。
けれど、還暦というタイミングもあったのか、特に頭部の緊張を解放したいという思いが強まり、数ヶ月前、facebookで見て気になっていた、エドガー・ケイシー関連の商品も扱っている大阪のクシロ薬局さんのエシュルン 五大繋香油「空」というエッセンシャルオイルを購入し、持っていたクリームにひまし油少々と一緒に混ぜて額や、後頭部と首の付け根に塗りはじめていました。
セラピーと同じく、この様なエッセンスなども、本人の意思と使うタイミングが大きいように思うのですが、ぴったりだったのでしょう。
首の付け根の緊張が少し緩むとともに、
むしろ自分は、人生の初めに、最も体験したくないものとして「痛み」を選んだのではないかと思えてきたのです。
最初は1歳になるかならないかだったという左目の斜視の手術。
おそらく3回受けているのですが、「手術の後、『痛い、痛い』と泣かれて困った」と母から聞いたことがあります。
けれど、目が痛かった記憶というのが、私には全く無いのです。
でも、軽く半世紀以上前のこと、技術的にも今とは違うでしょうし、かなり痛かった可能性は大です。
おそらく、記憶も消し去ったのでしょう。
また、下顎の大切さを再認識するラジオを聞いたこともあり、あらためて顎関節を意識し始めると、歯の痛みを体験したことが無いというのが、とても不自然に思えてきたのです。
エッセンスを入れたクリームを顎関節周りにも塗り始めたら、気になっていた左側の関節が緩んできて、ついでに痛みが出てきてしまったのです。
左下の奥の歯の根っこが一番痛むのですが上の奥の歯も痛いし、耳の後ろの骨も痛い。
一時、起きているのが辛いほど強くなるのですが、直に治まるのはわかっていて、その通り、十分も経たず鎮まるのです。
これほど痛かった体験を具体的に思い出すことは出来ないのですが、初めてではないようにも感じます。
左下の奥の歯は銀歯が被さっていますし、小さな子供に、虫歯や半世紀前の歯の治療は辛かったかもしれません。
でも、私の場合、今も左後頭部にはエネルギーのブロックがあって、生まれたときには左側頭部の骨が押されたように左目が強い内斜視になっていましたから、歪んだ頭のせいで左顎の周囲に痛みが出ていた可能性はあります。
そして、一歳で今度は目の痛みを体験したら、人生で最も体験したくないものとして「痛み」を選んだとしても不思議では無いのでしょう。
今まで、体の痛みは、他のことに意識を向ければ比較的、簡単に忘れることが出来ました。
でも、強い恐れは、全くそれが出来なくて、
「恐れにこだわっているからだ」なんて言われると悲しくなってしまったものです。
これも、幼いときの選択の結果だったのでしょうか?
一応、歯医者さんにも行ったのですが、すぐ治療が必要なほどの虫歯は無いようです。
「体は、耐えられないほどの痛みをいっぺんに思い出したりはしない。」
昔、ボディーワーカーに言われた言葉を信じて、封印した痛みとも向き合ってみたいと思っています。
皆さんにも、これだけはもう体験したく無いと選んだものがありますか?
エシュルン 五大繋香油「空」のページには、
咀嚼味覚系は脳の影響を受けて動いてないない→咀嚼味覚系は「風」が該当します
と、書かれているので、Facebookでクシロ薬局さんに聞いて見たところ、
目も含めて、
全てを網羅する力油があります。
と、教えて下さいました。
私はまだ、「空」とワークしていますが、一応報告しておきます。
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