『頭蓋仙骨治療』
著者:ジョン・E.アプレジャー氏
ジョン・D.プレデヴォーグ氏
前回も画像を載せた上記の本。
第5版で、1996年10月発行と書かれています。
セッションを受けてクレニオセイクラルセラピーに関心を持ったけれど、まだ、自分が施術者になるなんて想像もしていなかった時のこと。
青山にブッククラブ回という本屋があるのですが、ぷらっと行ってこの本に出会いました。
解剖学の知識なんて全く無いし、本体価格15,000円!
それでも、買わずに帰れなかった…。
無意識では、今という未来を、もう選択していたのでしょうね。
けれど、この本に残されている今は亡きアプレジャー氏のメッセージを全て受け取れたかいえば、恥ずかしながらまだまだです。
これから、時々、自分自身の勉強も兼ねて、この本を参考にクレニオセイクラルセラピーに関することを書いていきたいと思います。
1回目の今日は、『クレニオセイクラルリズム』について。
よく知られている、呼吸と、心臓の拍動による2つのリズム。
正常呼吸は1分間に12〜20回、成人の脈拍は1分間に60〜100回と言われています。
クレニオセイクラルリズムの正常な速さは、1分間に6〜12回と言われています。
つまり、呼吸や脈拍よりもゆっくりとしたリズムで、屈曲・伸展という動きを繰り返しているのです。
屈曲・伸展という言葉のイメージと反対で、私はなかなか覚えられなかったのですが、
屈曲位では、頭蓋は横に拡がり前後の長さは短くなる。
“体全体は少し外旋して広がる。”
“仙骨尖は前方に動く”
伸展位では、頭蓋は横幅は狭くなり前後に長くなる。
“体は内旋し少し狭くなる。”
”仙骨尖は後方に動く”
大雑把ですが、こんな感じです。
私の場合、自分にはわからないと決めつけていた期間も長く、このリズムを体のあらゆる所で正確に感じられるよう、今も日々精進しているところです。
けれど、ちょっと悔しいけれど、最初のセミナーなどで直ぐにわかってしまう人もいるんですよね。
あなたもそうかもしれませんよ。
頭や腿(もも)に手を当てて、ちょっと感じてみませんか?
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