友人と観光地に出かけ、帰りの電車の時間まで、ショッピングセンターをぷらぷら。

自分も食べるお土産を探すのは楽しい。

こんなふうに、何も気にせず買い物を楽しめるようになったのは、いつからだろう?

 

大学受験でピークに達した強迫症状が大学への入学を機に消え始めても、お店に入ると、暫くは緊張が抜けなかったように思います。

 

商品の間を歩くと自分が万引きをしてしまいそうで怖い。

試験となるとカンニングをしてしまうのではないかと怯え、駅のホームに立つと誰かを線路に突き落としてしまうのではないかという恐怖にさいなまれる。

やりたくないことを、やってしまうのではないかと怯えるなんておかしな話ですよね。

 

でも、あの頃の自分を振り返ってみると、コントロールを奪われそうな圧倒的なエネルギーを、背後に感じていたように思えます。

 

 

加害恐怖は強迫性障害の症状の一つとされています。

けれど、私の場合、ひっきり無しに湧いてくる強迫観念に訳もわからず振り回されていた時期と、それが治まり加害恐怖が残ってからとでは確実に違いました。

 

誰かを傷つけてしまうのではないかという恐怖は、これまた半端無く強かったけれど、後者では圧倒的なエネルギーもどうにかこうにか抑え込んでいました。

そして、頭が狂ってしまったことを誰にも気づかれてはいけないと孤軍奮闘していた時の自分とは違って、私はもうどこもおかしくないし、皆んなと同じなのだと思い込もうとしていました。

 

ところが、タイマーがセットされていたかのように、仕事でのある失敗をきっかけに、この圧倒的なエネルギーの解放が始まったのです。

 

日常の出来事をきっかけに、ネガティブな感情が噴き出してきて暴れまくり思い込みや不要となった概念も吹き飛ばし消えていく。

それを何度繰り返したでしょうか。

 

きっとまだまだ、必要なくなったエネルギーを抱えているのだと思います。

 

けれど、コントロールを奪われてしまうのではないかと感じるほどのエネルギーは浄化できたようです。

 

あの圧倒的なエネルギーは、『頭部のチャクラについて書く前に』という記事に、ピーター・リヴァイン氏の著書からの引用文を載せたように、幼児期のトラウマ体験が関係していたのだろうと、今は思っています。

 

このような過剰なエネルギーを抱えてしまった人の中には、私のように、自分がしたくないことをしてしまうのではないかという強迫観念に苦しめられている方もいます。

 

でも、自分の場合、解放は否応無く始まりましたし、前世療法やら、呼吸法やら、ボディーワークやらいろいろ受けセッションで感情を解放しようとしましたが、それで追いつくような量ではありませんでした。

 

ですから、この過剰なエネルギーを安全に解放出来るとお勧めできる方法が、今は、正直わかりません。

 

私自身は、自分たちが目に見える肉体のみの存在ではないと思っています。

そして、これほど過剰なエネルギーが生じてしまうと、身体を巡り解放されていくということが出来ず、肉体とエネルギー体との繋がりにも問題が生じてしまうのではないかと思っています。

 

実際、ボディーワークを受け、グラウンディングが強くなると自分以外のエネルギーや概念に振り回されることが減り楽になりました。

でも、私の場合、ボディーワークを本格的に受け始めたのは、自動的に始まった感情の解放が一山越えてからでした。

 

けれど、もしかしたら、目に見えないエネルギー体には今生生じたものでは無いエネルギーも残っているのかもしれません。

そして、今という時代は、それを解放しようと生まれてくる魂もあるような気がします。

 

日常の中で湧き起こってくる激しい感情を巡らせ解放させていくことは、私の場合、楽ではありませでした。

 

でも、私ぐらい解放することは皆んなにも可能なのだと思います。

 

けれど、そこで鍵になるのは、手離すことを真に願っているかどうか、だったりするのかもしれません。

 

私の場合、強すぎる恐れによって心から人生を楽しむことが出来ませんでしたから、何度、それから解放されたいと願ったかわかりません。

 

でも、たとえば過剰なエネルギーが怒りや恨みといった形をとっていると、自分の問題として取り組めなかったり、この怒りや恨みを忘れまいと思っている人もいるような気がします。

 

もし、心から手離したいと願っているのであれば、浮上してきた感情はあなたに存在を知ってもらい出ていこうとしているのです。

 

あまりにも苦しいのなら、もう少し穏やかに感情を解放していくため、可能な範囲で生活環境を変えてみるのも一つです。

 

また、私自身は日常の方が感情を解放してくれましたが、セッションにおけるセラピストとの交流や安心して寛げる時間が心の支えとなりました。

 

感情などの目に見えないエネルギーを、ただただ抑え込むのではなく真に解放することを、医療でも取り組んでくれることを願っています。

 

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