原因が何であれ、不安症、不安感に対するエドガー・ケイシーの提案というのは、神経系統に働きかけるということです。

背骨を調整することによってです。

そして、マッサージをするということによってです。

どんなものであれ、この交感神経をリラックスさせるために何らかの刺激を与えるということです。※

24年前、夢中になって聞いたデイビッド・マクミラン氏の講演会。

 

もし皆さんが不安症に苦しんでいて、背骨の調整が良いと聞いたら、どんなセラピーを思い浮かべますか?

瞬間的に力を加えポキッという音と共に脊椎を動かす矯正を思い浮かべる人は、やはり多いのではないでしょうか?

 

以前も書きましたが、私の上部頚椎は詰まっていて、第2頚椎棘突起の右側への捻れが強くなることもあります。

おそらく、乳幼児期からこの状態だったのでしょうが、それに伴う不快感を全く感じずに32歳まで生きてきました。

 

恐れや不安やネガティブな感情をどうにかしたいのに何故か勧められたボディーワーク。

32歳で好奇心から受けたことで、いきなり麻痺していた感覚が目覚めました。

何の問題も感じていなかった自分の身体がひどく居心地悪いことに愕然としました。

特に後頭部から首にかけてが何とも窮屈で不快なのですが、解剖学の知識もありませんでしたから、何がどうなっているのか全くわかりませんでした。

 

ボディーワークを受けたセラピスト達は自国に帰ってしまい、再びセッションを受けられるのは1年後。

 

その1年の間に受けたアルーンコンシャスタッチの創始者であるアヌブッダ のセッション。

明日4月29日から始まる妙高高原リトリートをリードするラサタも加わってくれて、2人で私の身体に働きかけてくれました。

 

セッションが終わったと思ったとき、アヌブッダ から、

「あなたの身体を調べたら、首の一番上の骨が詰まっているのがわかった」と言われました。
そして、彼は、「力を抜いて」と言ってから、立っている私の頭を持ち左右にくりっくりっと捻ったのです。

 

厚生労働省が推薦する施術ではないかもしれません。

けれど、受け手に不安を与えない彼のオーラは、やはり特別だったように思います。

 

でも、この矯正で調整が完結したわけではありません。

これに触発されたかのように翌日から大きく身体が変化し始めたのです。

 

私の内側から込み上げてきたフォースが頭蓋骨を上へと押し上げていく。

そんな感じでした。

その結果、左側の、おそらく頭頂骨と側頭骨の間に隙間ができ、液体が溢れ出てくるような感覚を覚えました。

 

身体の変化とともに、後頭部をしたたかぶつけたときの恐怖が込み上げてきました。

でも、それが治まってしまうと、ボディーワークで気づいてしまった後頭部から首にかけての窮屈さも消え爽快な日々を過ごすことが出来ました。

 

いつの間にか、元の状態に戻ってしまいましたが、あの体験は、やはり強烈でした。

 

それから10年以上経って入学したマッサージ師の養成学校では脊椎矯正も学びました。

でも、臆病ですから、力を加えての矯正は無理と最初から諦めていました。

2年生からは、週1回、背骨の調整も行うとてもソフトな手技を学ぶためスクールに通いはじめました。

けれど、自信が持てるまでその手技の練習を重ねることは出来ませんでした。

 

結局、少しずつ改善してはいるものの自分の上部頚椎も詰まったまま、そして、背骨の調整が出来るとはいえないまま月日が経ちました。

 

けれど、エドガー・ケイシーの研究者である光田秀先生の本で、「オステオパシー的マッサージ」という言葉を知り、facebookでその効果を読んでいた時のことです。

 

アヌブッダ の矯正を受けたときだけでなく、後頭部と首の付け根の窮屈さが消え、上部頚椎の詰まりがとれてしまったことにびっくりした経験がもう1回あったのを思い出したのです。

 

それは、エドガー・ケイシーが勧めたひまし油湿布をしながら眠り目が覚めた時のことでした。

 

背骨の調整は並大抵のことでは出来ないと思っていたのに、右側の肝臓付近に湿布しただけでそれが起こってしまったのです。

 

骨の配置にも「循環」が大きく関係しているのか⁉︎

けれど、びっくりするほどの変化が起きたのはその1回だけで、深く調べることもないまま時が経っていたのです。

 

背骨の調整といったら瞬間的に正しい位置に戻すこと。

そんなイメージを誰よりも強く持っていたのは自分だったと、ようやく気づきました。

 

正直、私はオイルについてまだまだ詳しくありません。

 

それでも、エドガーケイシーが勧めたピーナッツオイルとオリーブオイルのブレンド油を使ったマッサージをメニューに加えたいと強く思ったのです。

 

自分で出来る範囲で行う脊柱わきのマッサージでも、まだ半分眠っていた感覚が目覚めていくのを感じる今日この頃です。

 

「機械的(整骨)調整法は、薬物を体内にとり入れるのと同じく、単に矯正を行なうものにすぎない。癒しを行なうのは聖なる力である。」(一四六七-九)

『エドガー・ケイシー療法入門』ウィリアム・A・マックギャレイ 著、p.92より引用

 

※1998年4月22日デイビッド・マクミランM.A.来日記念講演「心の病を癒すホリスティック療法」第2部 「心の病‐その原因とアプローチ」後半、テンプル・ビューティフル制作のテープより引用

 

 

ひまし油湿布に使う遠赤外線温熱ベルト「パーマクリスト」。

電化製品としてはもう寿命だろうかと思うほど購入から月日が経ってしまいました。

 

 

 

 

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