昨今、ネット上には、いわゆるスピリチュアルといわれる分野の情報も溢れています。

けれど、今から、たかだか30年前の日常にはネットというものさえなかったのです。

 

そう、ちょうど今から30年前のこと。

年齢を思えば、いろんな選択肢があったのにと思ってしまいます。

でも、情報が少ないなかで、自分が出来る仕事を探すのに必死だったんですよね。

最初に一人暮らしをしたアパートから電車で西へと1時間以上。

そんな遠くに引っ越して、正社員ではなくバイトとして働きはじめたのは、店長と二人だけの小さな自然食品店でした。

 

大学の卒業式も待たずに住み込みで働きはじめた福祉施設を本採用になる前にクビになるという厳しい体験をした私は、自分だって自分で稼いで一人で生活していけるんだという、ただそれだけを証明したかったようにも思います。

 

でも、それは、簡単なことではありませんでした。

 

大学の4年間で強迫性障害の激しい症状は治ったといっても、ひそんでいた取り返しのつかない大きな過ちを犯してしまうのではないかという恐れはより生々しくなっていました。

 

どうしても折り合いのつけられない時は、ガス台の火が止まっていることを確認してもらっていた母もいない一人暮らし。

 

家を出るときはまだしも、一人で店を閉めて帰らなければいけないときは、長時間点検を繰り返しヘロヘロになっていました。

 

そんな、たった一人の従業員である私を心配してくれた店長が、

「こんな本があるんですよ」と貸してくれたのが、

バシャールの本。

 

あまりにも様々な情報の溢れている昨今。

若い方の中にも、スピリチュアルといえば胡散臭いものと思っている方がいらっしゃることでしょう。

 

ここで、スピリチュアルとは?

という話しはしません。

 

ただ、小・中・高とカトリック系の学校に通いながら持つことの出来なかった信仰を何とか得たいと大学ではキリスト教学を専攻。

それでもダメで、心の支えとなるものの無いまま生きていた私にとって、バシャールの本に書かれていることは、全てがとても新鮮でした。

 

そして、それは、半分も理解出来ないにも関わらず、長い間身近だったキリスト教よりも受け入れやすかったのです。

 

何がって、キリスト教の神、神道の神といったような分断の無い点が大きかったようにも思います。

 

そして、私たちは運命に翻弄される無力な存在ではなく、一人一人が創造主という初めて聞く言葉に、私は、それまで持つことの出来なかった希望を与えられたのです。

 

いつか、恐れという重荷から解放され、人生を心から楽しめるときが来るかもしれないという。

 

振り返ってみると、あのタイミングでバシャールの本と出会えたように、要所要所、大きな力が働いていたような気がしてなりません。

 

そして、それは、私個人というよりは地球規模だったのでは?

と、最近、思ったりするのです。

 

ちなみに、まだ、よく理解できてもいないのですが、

『フラワー・オブ・ライフ』の第1巻に、「融合意識グリッド」とも呼ばれる第3のグリッドは、1989年2月4日に完成したと書かれています。

 

バシャールの本が初めて発行されたのは1987年だそうですが、私と同じ1989年2月前後に何らかの変化を体験した方は多いのかもしれませんね。

 

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