年末の熱海

2019年、初めての投稿です。

今年も宜しくお願い致します。

 

クレニオセイクラルセラピーを新たにメニューに加えるにあたって、自分が持っている資料を集めてみて、若き日(今より)の情熱に驚きました。

 

精神障害者の通所施設での仕事を辞め、三年制の美術学校に入ってしまったあの頃の私にとって、こんなふうにマッサージ師の養成学校に入ったり、クレニオセイクラルセラピーを学んだり出来る日が来るなんて、夢のまた夢。

 

おまけにボディーワークを受けるまでは、体というものに全く無関心だったのです。

 

解剖学の知識なんて、もちろんありませんでした。

 

いくら、自分が受けてその可能性に惹かれたからといって、本屋で見つけた『頭蓋仙骨治療』という15,000円の分厚い本を買ったところで、理解しきれるわけは無かったのです。

 

また、図書館で見つけた『オステオパシーとは何か 自然治癒力を引き出し健康を回復させる手技療法』という本のコピーをファイルして、付箋を貼って、ラインを引いてもいました。

 

ちなみに、後者の代表執筆者が、クレニオセイクラルセラピーのセミナーで1日指導をして下さった平塚 晃一先生だと気づいたときは、ご縁というものを感じました。

 

ご縁といえば、会うことの無い方にも深い繋がりを感じてしまうことがあります。

 

平塚先生の本によれば、クレニオセイクラルセラピーを開発したDr.アプレジャーは、オステオパシー協会の暗黙の禁を破って、希望する者には誰にでも(P,33)このセラピーを教え始めたそうです。

そのおかげで、私も学び、行えるようになったのですから本当に感謝しています。

 

一方、エドガーケイシーも多くの人に勧めたというオステオパシーは、1874年(明治7年)アメリカのアンドリュー・テイラー・スティル氏によって発表されたと、やはり平塚先生の本に書いてあります。

また、同じページには、もともと医者であった彼が、流行性髄膜炎で3人の娘さんを亡くされたとも記されています。

 

この本を図書館でみつけ、この文章を読んだとき、髄膜炎を患ったことのある2歳違いの姉がどのような状態だったのかは覚えていません。

 

それでも、スティル氏が、3人の娘さんを医者でありながら髄膜炎から救えず悩み苦しみ、

健康と病気を解明するのに一生を捧げた(P,21)ということが、深く心に残りました。

 

姉が亡くなる前の1カ月半ほど、母の介護のため、週に数日、我が家に泊まってくれました。

半端のない薬の量で、睡眠導入剤を飲んだあとは、まるで夢遊病者のように意味不明の行動をとることもありました。

 

姉も、髄膜炎の痛みで意識を失ったと話していました。

 

せめて、トラウマによる精神的アンバランスは、本質的に癒されていく方法がもっともっと開発され知られていくべきだと思います。

 

何を成すのも一人では出来ません。

少々偏っていようが、熱い思いは、導いてくれる方々とも出会わせてくれるようです。

 

振り返ると、下記の記事を書いた数カ月後に、クレニオセイクラルセラピーをあらためて学ぶきっかけとなる出会いが訪れていました。

脳の可塑性

 

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