20代半ばで、今であれば「精神世界」と書かれたコーナーに並んでいるような本と出会ってから、長い間、自分の加害恐怖の原因は過去世にあるのではと思ってきました。
自分の過失によって誰かの人生を台無しにしてしまうのでは。
その恐れは、ほんとうに半端なくて。
一人暮らしをしていた20代の頃など、家や自宅を出るときの火の用心にどれほどのエネルギーを費やしていたことでしょう。
病気と片付けてしまうにはあまりにもリアル。
ここまで生々しく加害者になることを恐れるのには、何か原因があると思うのだけど、乳幼児期のトラウマのせいとは思えない。
米国の精神科医ブライアン・L. ワイス氏の著書『前世療法』には、催眠により原因となる過去世を思い出すなかで神経症の症状が消えていった症例が書かれていたのですから、自分もそうに違いないと思ったのは、それ程、突飛なことではなかったのです。
でも、私は過去世を思い出すことは出来ませんでした。
けれど、恐れは少しずつ消えていき、自分がそれに焦点を当てる時は終わったのだと感じています。
そして、今、恐くて恐くて「恐れにフォーカスしているだけだ」と言われたって、なにを言っているのだと怒りさえおぼえた過去の自分を振り返って思うのは、個を超えた無意識の影響をかなり受けていたのではないかということです。
人が心に思い描くことは、意識的なエレメンタル(要素)として、空中に放出されます。 同様の波動を持つエレメンタルは、同調し、引き合い、集合していきます。 そしてある一定の量が集まると、それは意識を持った霊的な存在として、活動を始めます。 良い思いが集合して形成されたエレメンタルは、しばしば、天使や神だと思われています。 しかし、悪い思いが集合したものは、悪魔や悪霊などと呼ばれます。
深く長い文章のごく一部であることを了解して頂きたいのですが、上記は、いつも沢山のことを学ばせて頂いているざびえるさんのメルマガ(11月26日)からの引用です。
正直、まだ自分のなかで整理しきれていないのですが、加害者意識を持っている人や加害者になることを恐れている人というのも本当は多勢いるのに無意識に追いやっている場合も多く、その想念の集合体の影響を自分も受けたような気がしています。
私自身も、小さいときに親・兄弟を不幸にしたという加害者意識を持ち始めていたのでしょうし、この感情を解放するという目標を立てて生まれてきたようにも思いますが…。
まとまりのつかない文章で申し訳ありません。
ただ、一生会うことがなくても、この地球で生きている人は皆、繋がっていて、自分が思い描いたことや、無意識に追いやった感情が、他の人に影響を及ぼすこともあるような、そんな気がしています。
最後に、もう一度、ざびえるさんのメルマガ(11月6日)の一部を引用させて頂きます。
恐れは一種の生ける想念となってこの世界に満ちています。 ゆえに無垢なものとして生まれても、時間とともに恐れのエネルギーの影響を受けてしまいます。 肉体は恐れに満たされ、死の恐怖が常につきまといます。 それゆえ、人は自らの生ける輝きを覆い隠し、忘れ、麻痺し、恐れを感じないように生きています。 しかし、そのような時代は終わろうとしています。 恐れの想念はピークに達し、もはやそれを無視することができなくなってきています。 恐れを解放して下さい。 恐れを解放する為には、それを見つめ、感じ、向き合うことです。 自らの内なる恐れを無視することをやめましょう。 恐れ、不安、心配がわき起こってきたとき、必要以上にフォーカスしてそれに振り回されたり、逆に無視してその感情を飲み込んだりするのをやめましょう。 そうするのではなく、恐れている自分をただ感じてみてください。 そこから逃げずに、その感情にしっかりと向き合いましょう。 ただ静かに、自分の恐れ、エゴとコミュニケーションをとるのです。 そうすることで、やがて恐れは消えて行きます。 たとえどんなに恐れで覆われてしまったとしても、その中心には光輝くあなたの本質があることを忘れないで下さい。
メリークリスマス
新しい時代の訪れを祈りたいと思います。
表参道のイルミネーション
↑
必要な方にメッセージが届きますように、上記バナーをお暇な時に押して頂けると嬉しいです。
東京都渋谷区千駄ヶ谷のせらぴーすぺーす「はるのいざない」
年内は12月28日(水)まで、
1月は2日(月)から予約を受け付けます。
お待ちしています。