全国市町村国際文化研修所で研修合宿に参加しました。

 

テーマは「自治体の財政指標の見方&演習分析」

全国で少子高齢化、人口減少により、自治体が政策に使えるお金である政策的経費の割合を示す経常収支比率(福祉など絶対に使わなければならない割合)は平均93.4%まで迫っています。約7%しか自由に使えるお金(弾力性)がないということです

 

しかも過去に投資した下水道などのインフラの更新期も迫っており、自治体の財政は、決して楽観できない財政状況となっています。

大東市も計画的な政策や財政運営のために財政運営基本条例の制定を要望し続けており、重視している項目のため、合宿研修に参加しました。

 

健全な財政運営とははてなマーク

・いかに経常経費を削減するか

・地方債を減らすか

・基金を増やすか

・いかに収入を増やすのか

 

具体論ははてなマーク

・事業廃止や民営化

・広域化や民間活用

・人材確保にICT活用

・スクラップ&ビルド(新規事業の開始時には古い事業を廃止する)
・費用対効果の検証

 

これらの重要視点は、私も主に決算審査の時に、

ビックリマーク費用対効果の見えないものは廃止する

ビックリマーク政策目的を明確にする

ビックリマークサンセット計画を導入する

ビックリマーク財政的観点から縦割り行政を打破する仕組み 財政運営基本条例や公共施設あり方の提案

→各部各課で政策を始めたのはいいが、廃止できないジレンマがあり、財政が費用対効果の基準を持ち、検証する

ビックリマーク予算・決算常任委員会でPDCAサイクルを確立する

で提案しているところです。

 

研修では架空のまちを舞台に財政資料を基に問題点やあるべき未来を分析するグループ講義と、財政の基本的なことを聞く座学講義の2部構成でした。

 架空のまちの財政資料を読み解くと、

虫めがね財政力指数が1に近く、自主財源比率も高いため、現在は健全。

虫めがね上記のお金をもとに借金の繰上償還を猛烈に行っていること(過去財政が悪かった)

虫めがね学校施設などインフラに投資を行い、投資的経費を増やしている

虫めがねお金の余裕がほとんどふるさと納税によるものなので、収入の継続性に疑問符がつく

等が分かりました。

 

目学び

講師の方が議員はプロとして、「夕張の財政破綻などは、財政指標をもとに見抜けなければならない」

予算と決算を連動させる仕組みづくりが必要

計画的な財政需要を立てる

→大東市でも財政収支見通しが本当に計画的にいっているのか常に把握する必要がある。

 

目終わりに

党派を超えて全国各地から様々な議員が来られていました。皆さんの自治体の話等、本当に興味深く、こうしたらよい、ああしたらよい等の掛け合いなど本当に勉強になりました。特に私が取り組み続けてきた財政運営基本条例に反映させるべく、学びを生かしていきたいと思います。アップ

グループ演習でご一緒した太田康文議員(南あわじ市)、中島裕介議員(甲賀市)、ありがとうございました。

 

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大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」 

  

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