昨日、都市計画審議会が開催をされ、委員として出席しました。今まで大東市は府の景観計画の対象になっており、景観行政団体として、市が独自に景観計画をつくる計画を進めています。

 具体的には、府の景観計画は国道170号線(外環状線)から市域の東側だけが規制対象で、届出対象が高さ20mを超えるものまたは建築面積が2,000㎡を超えるものとなっていることで、景観形成の対象とならない区域がある(外環状線の西側)、大東市の特性を活かした景観が形成できていないという点が課題でした。

今回、出された景観計画は以下の通り。

景観計画の区域、建築物または工作物の行為の制限に関する事項(色彩、意匠、高さの最高限度など)

星区域 大東市内全域

星届出の対象範囲 

建築面積 高さ15m超、1,000㎡

工作物等建築面積 高さ15m超、1,000㎡

星開発行為 1,500㎡超(主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更)

右矢印景観区域内で計画に定める一定規模以上の建築物・工作物の新築、増築、改築等を行う場合には届出が必要。

 

景観形成基準

外構、屋外広告物、配置などをガイドライン、条例で規制し、勧告、指導を行うなどの内容説明がありました。

 

私が指摘したのは、以下。

メガネ景観計画に定める開発行為の届出は、1,500㎡となっているが、都市計画に定める(市街化区域の)開発行為の届出との整合性は

虫めがね都市計画に定める開発行為の届出は市街化区域で1,000㎡の開発許可(開発行為の届出の許認可)が必要で、これとずれた数値なので、景観を本気でやる気があるのかなという質問です。

右矢印(答弁要約)大東市では500㎡から開発協議をします。民間との規制緩和の要望や話しを行った上で、総合的に判断した。まずは1,500㎡で始め、後々考えていく。

メガネ民間の話も分かるが、500㎡で協議をするなら、景観も500㎡にしたって一緒ではないか

メガネ近隣市は、寝屋川市も交野市も市街化区域の開発行為より厳しくしている(両市とも開発行為500㎡以上)。景観を本気でやるなら、500㎡か、都市計画の開発行為の届出と同じ1,000㎡にすべき

メガネ15区画以上の分譲など大東市は土地がない(ので少ない)。意見として景観計画の開発行為の届出、1,500㎡の数値の見直しを要望する

 

カギ景観計画は主に民間や市民を規制するのがその趣旨となるのですが、規制緩和と規制のバランスが論点となります。法により市街化を目指す市街化区域が1,000㎡(大東市は500㎡で協議)なのですから、この数値より下か同じかで景観に対する本気度が分かるのではないでしょうか。案は1,000㎡を上回る数値だったので、規制対象が少なすぎます。引き続き様々な機会を捉えて改善を訴え続けます。


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大東市議会議員 中村はるき
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