ざっくり言うと、
年収1400万円+退職金888万円の特別職(上下水道事業管理者)が復活。下水道料金の値上げと同時期、8年ぶりの復活だったため、必要性がないと質問。
「職務代理と管理者の権限というものは変わりはございません。今、管理者に求められているのは、強いリーダーシップ、また職員とのコミュニケーション、そして事業のマネジメントだと考えておりますので、管理者に就任してからは、そういうことを日々念頭に置いて事業の執行に当たっております。」でした。ということで、上下水道事業管理者の代行者として職務代理者で8年間何ら不都合がなかったという事実、一度退職をした方が就かれたということで高額な人件費を使う必要性は全くないと確信しています。
中村はるき『上下水道管理者というのが1年前ですかね、8年間なかったものが復活されました。この上下水道管理者というのは、本当に必要なんでしょうか。この復活理由について教えてください。
市長「本市におきます上水道事業、これは平成27年度に統合したものでございます。
両事業には、水需要の低迷による収入の減少の中、多額の費用が必要となる老朽施設の更新・改修や耐震化の推進という案件がございます。
また、上水道事業においては、府域一水道を目指す大阪広域水道企業団との統合を見きわめる必要がございます。
下水道事業においては、公共下水道と一体となって機能します大阪府の流域下水道事業の老朽化が進む膨大な施設を適切に管理し、必要な改築を着実に進めていくため、府と市町村のさらなる連携の強化を図る必要がございます。
上下水道事業を取り巻く環境が著しく変化をする中、重要案件への対応におきましては、迅速な情報の収集と決断が求められることとなります。
そのため、事業決定において、より強いマネジメント力とリーダーシップを発揮し、責任ある事業を推進しなければならないため、平成29年度から管理者を設置した次第でございます。」
中村はるき『必要なのはわかりました。それでは、松本管理者にお尋ねをいたしますが、これは職務代理ではだめなんでしょうか。また、なぜ特別職なのか、この2点についてお願いいたします。』
答弁(上下水道事業管理者)「職務代理と管理者の権限というものは変わりはございません。今、管理者に求められているのは、強いリーダーシップ、また職員とのコミュニケーション、そして事業のマネジメントで、そういうことだと考えておりますので、管理者に就任してからは、そういうことを日々念頭に置いて事業の執行に当たっております。」
中村はるき『3月13日に大阪広域水道企業団に問い合わせを致しました。要点は、水道事業管理者は必須ではない、(会議に出席するのは水道企業団の)トップでいい、情報提供や会議への出席も加盟各市に何ら不利益が生じないし、水道事業管理者が設置されている場合は、職務代理者、特別職、一般職いかんは一切問わないという回答でございました。
松本さんの復活による人件費増は、年収1,400万円、退職金含め、6,700万円、任期2年で約3,000万円、下水道の値上げとほぼ同時期です。これは下水道の値上げというのは、松本さんの特別職のために値上げされたんじゃないんですか。』
答弁(上下水道事業管理者)「下水道の値上げとは関係はございません。企業会計、下水道と上水道ございますが、会計は別になっております。」
中村はるき『それは知っております。6,000万円あれば、2年ですから、3,000万円あれば、下水道の値上げはしなくてよかったんじゃないかなというのが私の意見でありまして、下水道の値上げについては、(賛成したことを)後悔しております。
先ほど、リーダーシップ、マネジメントとおっしゃられました。では、この高額な人件費に見合う実績を教えてください。』
答弁(水道局長)「今、管理者を置くのが必要かというところが論点になってるのかなと思うんですけれども、まず管理者を置くということにつきましては、職務代理者と何が違うかということを言いますと、まず権限、責務は全く一緒でございます。ただ、職務代理者というのは一般管理職、一般の職員が担うというところがございますが、それに見合う責務というのは、やはり責任が重うございますので、それなりの職責と人材をそこに置くというのが基本かなと思っております。
それと、今、値上げ、管理者の給料を賄うために値上げをしたんじゃないのかというようなことでございますけれども、これは決してそういうことではございません。企業会計となって、下水道が単独運営をしていくという中で、まず運転資金からつくっていかなければいけなかったと。統合した当時は、水道事業から資金を一時借り入れして運転資金をつくって何とか事業を進めてきたと。そういった中で、運営基盤の強化を図るという意味で値上げをさせていただいて、今後の改築・更新事業に向けて値上げをさせていただいたということでございます。」
中村はるき『松本さん、御自身の存在価値を問われてるわけですから、御自身が率先して手を挙げて答えられたほうがいいと思います。8年間、職務代理者でやってきて何ら不都合がなかったわけじゃないですか。それで、なぜ8年ぶりにこの特別職が復活するというのが全く理解できないんです。下水道を値上げして、高額な人件費、これ、市民に向けてどう説明すればいいのかというのは、御自身で説明できますか、公明正大に。』
答弁(上下水道事業管理者)「管理者の設置につきまして、今、費用のことについておっしゃられてると思うんですけど、確かに、お給料につきましては決められたものでございますけれども、事業において、確かに費用増となるものでございますけれども、上下水道の組織、事業においても、今後しっかりマネジメントを行い、市民の皆様に還元できるよう、今後努力してまいりたいと思います。」
今後は妥協点を探る動きになると思います。
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