内閣府が2013年の東日本大震災の後、必要として避難者カードを策定するようガイドラインを発表しました。

そのガイドラインである「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取り組み指針」には、

「ペットは飼い主にとってはとても大切な存在ですが、動物が苦手な人や動物に対してアレルギーを持っている人が共同生活を送る避難所では、ペットの鳴き声や毛の飛散、臭い等への配慮が必要です。避難所のペット対策については、事前にペット同伴避難のルールを決めておくことが重要です。飼い主が責任をもって避難所でペットを飼育するための居場所の確保や、ゲージ等を用意する等、具体的な対応を検討しましょう。」とあります。

 

これを受け、避難者カードを策定する自治体は増加傾向にありますが、国がフォーマットを示したわけではないため、避難者カードの未策定や項目不足となっている自治体が策定や見直しを進める動きがあります。

私は、前回一般質問でアプローチしたペット同行避難に絞って事前にルールを決めておくには、事前に話し合い、記入する避難者カードが啓発面や準備に寄与すると考え、こうした見直しが必要と考えていますが、この見直しの動きやよくよく考えてみえば足りないじゃんと思う項目がかなりあるため、合わせて紹介したいと思います。

実はこうした見直しの動きは地方議員有志が避難者カード標準化プロジェクトと題したキャンペーンであり、最近流行りの地方発の政策です。

 

流れ星あなたの自治体の避難者カードはどうなっていますか?

星避難者カードを策定しているか

星要配慮者に関する項目があるか

星ペット同行避難に関する項目があるか

星災害伝言ダイヤルなど緊急連絡先の項目があるか

他に先進事例としては、持ち運びしやすい名刺サイズにしたものや、緊急時に行動する順番を並べたステップ順に書くようなフォーマットとなっているタイムライン型があるようです。

サーチ大東市の場合は、大東市総合防災マップに添付されており、A4で最低限のことが網羅されているにとどまっていましたので、ペット同行避難(ペットとの同居状況)や、災害伝言ダイヤルなど緊急連絡先を書く項目があれば理想に近づくのかなと思います。

 

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大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」 

 

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