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過去の軌跡
平成30年9月議会一般質問🎤
中村はるき
『市長などが出席した新庁舎移転という重要会議でなぜ文書を作っていないのか。』
答弁「行政会議規程に記載のない会議は備忘録であり、公文書作成は任意の会議であり、未作成です。」
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中村はるき『まず新庁舎移転に関しての公文書管理についてお尋ねいたします。
前回の一般質問にて、それ以外の任意の会議においては任意の作成であるというふうに私は理解しておりますという答弁がございました。
備忘録で公文書を作らない、それ以外の任意の会議は後どれぐらいあるのか、答弁を求めます。』
企画部長答弁「本市における会議は法令で規定される議会での本会議や委員会を初め、行政委員会や総合教育会議などがございます。
また、本市の例規では、戦略会議や全体会議の他、附属機関として位置づけられる各種審議会や、大東市庁舎整備に関する推進本部会議などのような庁内の検討組織などが規定されています。
一般的には会議の公開と議事録の作成は一体として考えるべきであり、本会議や総合教育会議などは、原則として、そのことが法令で規定されており、戦略会議につきましては、例規に議事録の作成が規定されています。
一方で、全体会議や、大東市庁舎整備に関する推進本部会議などにおきましては、例規では特に規定はされておりませんが、その会議内容の重要性に鑑み、議事録を作成しているところでございます。
御質問の議事録をとる任意の会議となりますと、全体会議や大東市庁舎整備に関する推進本部会議がこれらに該当するものと考えております。」
中村はるき【再質問】『この文書は、前回もしましたが、街づくり部と企画と副市長、市長が参加した新庁舎移転と赤井の容積率についての事業の文書でございます。
街づくり部が作っていて、企画部が作っていないのはおかしいんじゃないかという趣旨で質問させていただいたわけです。
そこで、企画の答弁で、行政会議規程にない、それ以外の任意の会議については任意であるというふうに私は理解しておりますという答弁をいただいたわけです。この私はというのは、個人の意見なのか、組織としての意見なのか、どちらなのか。』
企画部長答弁「この文書を作成した時期につきましては、大東市の文書管理規程の中におきまして、文書の作成という項目はございませんでした。
ですのでその時点での解釈としては市としては統一したものを持ち合わせておりませんので、当部としての見解と御理解いただいたらと存じます。」
中村はるき【再質問】『新庁舎という重要事項において、公文書を作るのか作らないのかを行政会議規程、あるいは内部規程で判断するというのは、誰が判断したんでしょうか。』
企画部長答弁「行政会議規程におきましては、先ほども登壇で答弁させていただきましたように、一般的に考えましてその目的、趣旨、内容、重要度などから適宜判断するということでございますので、誰かということよりも、今までの重要度を考えまして、慣例的にも、過去からの例を鑑みまして、そのような対応を講じさせていただいたところでございます。」
中村はるき【再質問】『次に総務にお伺いいたしますが、行政会議規程にある・ないで、また任意である・ないというので、文書を作る、作らないを決めるということは正しいことなのか。』
総務部長答弁「基本的に公文書といいますのは、一般的な政策に係る会議におきまして、その場合に作成した文書、これは公文書になるというふうに考えております。
ただ、今政策推進部長が答えました、その会議録を作成することが必要なのかどうか、ここについては、当時基本的な規程がなかったというようなこともありますので、原則、総務部の考えでいきますと、市民運営の透明性をさらに向上させて、市民への十分な説明責任を果たすという、情報公開の観点に基づいていいますと、必要な文書を作成することが必要であったのではないかなというふうには考えております。」
中村はるき【再質問】『行政会議規程にないから備忘録、メモであり、不作成であるという答弁だったわけですが、総務の今の見解を聞きますと、作らないといけないのではないかということで、文書管理について、組織内の統一というのに齟齬が生じてるんではないかなと強く思う次第であります。
企画は恣意的に解釈をしておりますので、土壌が違うといいますか、公文書に関して、改めて組織内統一を図る何かというのはできないですか。』
総務部長答弁「本市の公文書につきましては、大東市文書取扱規程にのっとり、適切に作成及び管理されておるというのが、これが当然のルールでございます。
今後も引き続き、公文書の重要性及びその適切な取り扱いにつきまして、職員に対してさらなる意識徹底を図るよう周知に努めてまいりたいと考えております。」
中村はるき【再質問】『次に市長発言ということで、この文書からピックアップしたものでございます。
企画が答弁で、当部におきましては、このような発言があったかどうかは記憶してないと。若干、赤塗りのところが違う要素があるのではないかと理解をしておりますとおっしゃいましたが、この赤字が……という意味は、どういった意味でおっしゃられたんでしょうか。』
企画部長答弁「これは街づくり部が策定をされた備忘録の中からの抜粋だと理解しておりますけれども、私はその場に同席をしておりましたが、例えば、把握していないという赤字の欄、2年半前に私がみずから京橋周辺の企業にヒアリングを行った云々という欄、このことについては、私の記憶の中には残っていないという発言を9月定例月議会でさせていただきました。」
中村はるき【再質問】『記憶はしていないという前提で違う要素があると理解をしておりますという答弁だったので、それは違うんじゃないかなと思いますが、じゃあ、記憶もしていない、文書も作っていない中で、一体何に基づいて、何を根拠にして発言をなされたんですか。』
企画部長答弁「これまでの新庁舎整備基本計画を策定する手順と、今お示しされてらっしゃる内容に時間軸が異なる点があるのではないかということから、そのような発言をさせていただいているところでございます。」
中村はるき【再質問】『全く根拠になってない。記憶もしていない中で、文書も作っていない中で、書いてあることに時期に関してそれ以上もそれ以下もないと思いますけどもね。
2年半前、市長はヒアリングしたと発言をし、2年半前は時系列でも(移転候補地は)9カ所、当時9カ所の段階であった。
(庁舎移転のために)赤井の容積率を上げることに関しても、この公文書には、国から強い反対があり、府はさんざんノーと言っていると。容積率アップは庁舎のタイミングと大きくずれるため、この方向で目指すということにしたと公文書に書いてあるわけです。
これは立派な将来世代への政策過程の形成の記録であると思います。(実際この文書を作成した街づくり部に)この文書に書いてある真実性は』
街づくり部長答弁「私はこの決裁回ってきて、判子をついておりますので、これにつきましては、実際発言をしたということでございます。」
中村はるき【再質問】『公文書について、大東市内の組織というのは、理解が全然なされていないと思いますので、しっかりと公文書に関して、どういったとき、公文書というのはこれだけ重要で、これだけ作らなきゃいけないということをしっかりと総務部にお願いをしておきます。』
ロジックが破綻した無茶苦茶な答弁でした。
新庁舎移転という重要会議において文書を作らない姿勢は、透明性ある行政を推進するという市長公約に、真っ向から反する行動であり、現市長の姿勢をそのまま表すものです。
行政の意識が変わるまで続けるべき項目だと考えています。
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大東市議会議員 中村はるき
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