大阪府動物愛護および管理に関する条例が改正され、府内で犬および猫をあわせて10頭以上飼われている方は、平成26年7月1日から大阪府への届出が必要になり、事前の予防対策には一定歯止めがかかるようになってきましたが、各地で地域の猫に関しての相談は留まることを知りません。
大東市は平成29年補正予算により、不妊手術費用一部補助事業がスタートしました。
飼い猫･所有者不明猫を問わず、不妊（避妊･去勢）手術をしたことに対して、費用の一部を補助するもので、野良猫による糞尿被害、野良猫を減らし、動物愛護、適正な飼養の啓発、生活環境の保全に繋がるとされる事業です。
大東市の実績は、制度開始3ヵ月で計7件（内訳：6件が飼い猫、1件が所有者不明猫）だったそうです。
大阪府下の多くの自治体でも同様の制度がスタートしていますが、いくつかのパターンに分かれることが分かりました。
北河内地域の状況
飼い猫を除外するパターン
飼っている猫は自己の責任と管理だから不妊手術の費用は市は負担しないよというパターン。
門真市
避妊手術（メス） 上限10,000円
去勢手術（オス） 上限8,000円
寝屋川市
避妊手術（メス）1匹につき10,000円
去勢手術（オス）1匹につき 7,000円
交野市
避妊手術（メス）１匹につき10,000円
去勢手術（オス）１匹につき8,000円
飼い猫も含んだ所有者不明猫不妊補助制度
守口市
飼い猫
（一律） 1匹につき 3,500円
所有者不明猫
（オス） 1匹につき 8,000円
（メス） 1匹につき 10,000円
大東市
1匹につき5,000円
枚方市
1匹につき3,500円
※四條畷市は未実施
一般的に手術には1万➰2万など幅広い。
感じたこと
どうやって飼い猫と野良猫を区別するのか
寝屋川市の場合は、周辺の方々2名の証言を頂くとのことでした。
警戒心の強い野良猫をどうやって捕獲するのか
捕獲器の貸し出しはあるのか
捕獲したらしたでどうすればよいのか
→捕獲した人が持ち出しで手術するのか（多くの補助制度は手術費用の二分の一まで）
一時預かりボランティアなど募集してはどうか
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