流れ星なぜ、大阪市?

星大阪市は国の公文書管理法(平成21年成立)に先駆けて公文書等管理条例(平成18年成立)を制定。

星将来世代へ説明責任を果たすためにどのような政策決定過程があったのかというのは重大な関心事だけに、そうした文書を保存する仕組みは時代の要請ではないかと考えており、大阪市は条例により政策決定過程の公文書作成を義務化したから。

 大阪維新の会地方議員有志で伺いました‼


流れ星いわゆる公文書問題で問題になっていること「公文書ではない文書」や公文書に対する「職員の意識」
星情報公開請求を受けることを前提に作成する文書
星作成されるべき公文書がない、そもそも公文書を作らない

星残されるべき文書が廃棄される公文書の破棄基準や保存期限が曖昧

星誰のための文書か?

 

流れ星大阪市公文書管理条例

第1条(目的)

この条例は、①市政運営に関する情報は市民の財産であるという基本的認識の下、市政運営に対する市民の信頼の確保を図るため、公文書等の管理責任を明確にし、公文書等の管理に関する基本的な事項を定めることにより、現用の公文書の適正な管理並びに歴史資料として重要な公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって市政が適切かつ効率的に運営されるようにするとともに、②本市及び地方独立行政法人等の有するその諸活動を③現在及び将来の市民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。

 

カギ私の考えるポイント(*'∀`*)v
条例や法律というのは一番大事なことを目的や理念で表明します。①②③は上記の条文の番号に対応し、私の考えるポイントを整理しました。
星①誰のための文書か
職務遂行のための文書ではなく、公文書は市民や国民の知る権利に答えるための市民の財産
規則や規程はあくまでも行政機関の長が定めるものであり、管理責任について行政職員は長に対しての責任を負うのみ。議会や市民への責任が必要では
星②統一的ルール
教育委員会や三セクなど市長部局から遠い組織の壁を突破し、コントロールを図るため
右矢印実際には各部局の先例、慣例により独自に保存期限を決めている状態で必要な文書が早々に破棄される
星③説明責任
説明責任を将来の市民へも果たさなけばならない以上、それに見合う文書を作成する責務がある。公文書は説明責任を果たす証拠
虫めがね他に大阪市条例の独自性
メモ意思決定の過程に関する事項に係る公文書の作成について義務化(国の上位法では地方公共団体は努力義務)
 
参考メモ公文書管理法(国)からの地方公共団体への要請ははてなマーク

第34条(地方公共団体の文書管理)

地方公共団体は、この法律にのっとり、その保有する文書の適正な管理に関して必要な施策を策定し、及びこれを実施するよう努めなければならない。
争点)適正な管理について定めればいいので、規則や規程レベル(役所内部のルール)でいいのでは?
 
カギ結論(*'∀`*)v
星文書がない不存在への危機感が大事

星適切な管理や保存など文書のライフサイクルについては規則や規程レベルで足りるが、公文書に対する考え方や遵守自体が問題なので、強制力を持った条例が必要

星議会や市民に対する説明責任という点で不十分

星規則や規程では文書作成義務すらなし

星公文書は市民との共有財産であるという市職員の意識改革につながる

星意思決定の過程(プロセス)を明示し、検証する作業は過ちを繰り返さないために必要。そのための公文書は最重要ツール
 透明性を高め、説明責任を果たし、組織運営を健全なものにし、また先見性をもって条例は必要。
カメラ寝屋川市の元橋市議と

カメラ守口市の竹嶋市議と

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大東市議会議員 中村はるき
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