流れ星「包括管理業務委託」スキーム

以前よりブログで幾度となく取り上げてきたこの事業。

これは広がるだろうなと思っていますが、なんと上記の事業民営化制度から提案があったものが採用されたそうです。これだけでもすごい実績と思いました。

ざっくり言えば、全ての業務を一括して発注すること。

学校も庁舎もエレベーターの法定保守点検などがありますが、前者の管轄は総務課、後者は学校管理課などが別々に仕様書を書いて管理、発注している状況は無駄だと思いませんか?

我孫子市は平成24年度4月から公共施設の設備等の保守・点検・維持管理等の包括管理業務を開始。

 

流れ星公共施設の…行政の声

元々は提案型事業民営化制度からあがってきたものだった。

そこで担当課にヒアリングを行ったところ…

星壊れてからでないと予算がつかない。

星改修・改善が追い付かない。中長期目線で施設の維持管理を考える必要。

星計画的な修繕が必要。設備などは騙し騙し使用し、老朽化対応や修繕する資金がない。

 

流れ星ポイント

星施設や設備単位の個別発注を一括発注に

星定期的な施設巡回サービスを開始

星中短期修繕計画の作成は役所内の重要なキーポイント

 

流れ星実績メリット

星窓口一元化、月一巡回サービス、24時間対応という付加価値プライスを乗せても従来より、約500万円のコスト削減効果⇒低コストで質の高いサービス

星対応・対処が早い

星全庁統一した仕様による管理の実現

星保守点検業務の確実な履行管理の徹底

星設備機器等の劣化状況の早期発見

星契約業務、支払業務が一元化⇒作業管理に要する事務軽減

星不都合対応等業務の軽減

星中短期修繕計画による優先順位の明確化

星縦割りを超える全庁的な施設管理情報の共有

星各施設の劣化状況の一元把握(見える化)

 

流れ星質疑応答

質疑)エレベーター等は業者が違うので難しいと思うが。

応答)(コーディネーター役が)最も保守サービスが安い業者に発注していると思う。設備ごとに専門業者が対応し、不都合は出ていない。

 

質疑)既に市内業者が受注していて難しい面もあるかと思うが。

応答)市内業者しか対応できない所は市内業者に頼んでいます。

他に(コーディネーター役が)市内業者で優秀な所を教えて欲しいと聞いてくる等、配慮されている。それよりも質の高いサービスを提供することが第一義。

 

流れ星所感

大東市でもこの間、教育担当課が設備劣化が激しいので、補修予算を上げたいというお願いがありましたが、まず思ったのが、事後保全になっていて予防保全になっていないこと。

民なら当たり前ですが、車検が半年後にあれば逆算して貯めておきますよね⁇

行政の様々な要因から行き当たりばったりという側面があるのです。

更に縦割り組織ですから課題が山積という悪循環((+_+)) 

 

各々の組織がこれは危機だから補修をしてくれとか、それぞれの組織が仕様書を書いて発注とかといった縦割りと無駄に対し、この制度を導入できれば、「選択と集中による計画的な修繕が可能」になり、市民にとっても「問い合わせ窓口が一元化される」、「コスト削減」という明確なメリットがあるわけです。

これは実現しなければ。

市内育成だとか、担当がとか、言っている場合じゃありません。。

 

 

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大東市議会議員 中村はるき
「政治に未来の声を。」 

 

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