演壇質問🎤
まだ見ぬ子供たちへ豊かな環境を引き継ぐことは、私たち現世代の使命であると確信しております。
2015年12月12日、第21回気候変動枠組条約締約国会議がパリで開催され、気候変動に関する国際的枠組みとしてパリ協定が採択されました。
1997年に採択された京都議定書以来18年ぶりとなる国際的枠組みであり、気候変動枠組条約に加盟する全196カ国全てが参加するという世界初の取り組みとなります。
京都議定書では先進国のみに温室効果ガスの排出削減を義務づけるものでしたが、今回は途上国を含む全ての国と地域が温室効果ガスの排出削減に取り組むという画期的なものです。
政府は第29回地球温暖化対策推進本部において2030年の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%を削減するという目標を掲げ、その実現に向け、政府だけでなく事業者、国民が一致団結してクールチョイスを旗印に国民運動を展開するとしました。
この国民運動は4月1日から開始され、目標実現のために日本が世界に誇る省エネ、低炭素型の製品、サービス、行動など、温暖化対策に値するあらゆる賢い選択を促すものです。
例えば、エコカーを買う選択、公共交通機関を使う選択、クールビズなどです。
自治体においては賛同することでロゴマークが使用でき、公用車に張り出すことで公共交通の利用促進、ウエブサイトにてロゴ、動画を掲載する、電気スイッチや給湯室にロゴを張りつけ、職員に対し節電・節水を積極的に呼びかけ、クールチョイスの周知を促すものです。
温室効果ガス排出削減が世界的な決定的な流れとなった今、市として率先して温室効果ガスの削減、環境負担の低減に取り組む必要があると考えております。
身近な生活の中で、未来のために今選択できることを周知するクールチョイス、本市も賛同しませんか。答弁)
本市といたしましても、このクールチョイスの取り組みに関して、その導入状況について、他の自治体の動向を注視しつつ、どのような形で事業に結びつけていけばよいのかについて検討してまいります。

【再質問】
クールチョイスについて、ほかの自治体を注視し検討してまいりますという御答弁をいただきました。ほかの自治体を注視といいますと、どういったことを注視なされるのかというのを御答弁お願いいたします。

答弁)
他市の状況ですね、どんなふうに、何に、どういう事業をそれに結びつけているかという、そういったことは注視してまいる必要があるということで考えております。
第2期環境基本計画、それから第3期地球温暖化対策実行計画に基づく事業を今後展開していく中で、本市としてもクールチョイスにどのように結びつけるかということを検討したいということで考えております。

【再質問】
クールチョイスの内容をこれから御検討なされるということだと理解したんですけども、意見募集というので、市民の声を聞くという、市民のアイデアを募ると、そういったことも有意義だと思うんですけど、どうでしょうか。

答弁)
まず、今議員御提案の市民のお声を伺うということに関しては必要なことやということで認識はしております。始めるに当たりましては、環境活動団体等、例えば大東環境みどり会さん、それからシニア総合大学の環境学部で連携とってます大阪産業大学さんの意見も、まずはそういったところの意見を伺いながら、最終的には市民の皆さんの御意見も伺いたいということで考えております。

流れ星感想
宣言はして頂けるのなあという第一印象で、後は内容を詰めています。というやり取りやね。
効果的な取り組み法を国が示し切れていない弱さももろに出ている「近隣自治体を注視しつつ」という内容やなと。
まあ、個人的には家庭ごみで大きなウェイトを占める生ごみか、古紙関係に選択と集中をして取り組んで欲しいなとは思います。

参考視察先🏃
愛知県日進市